ひろゆき氏「日本の法律でやっていいことはオンラインでもやってもいい」…SNSでの誹謗中傷問題で
ひろゆき氏「日本の法律でやっていいことはオンラインでもやってもいい」…SNSでの誹謗中傷問題で持論
2020年5月26日 13時52分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20200526-OHT1T50082.html
TBS系情報番組「グッとラック!」(月~金曜・朝8時)は26日、SNSでの誹謗中傷の問題について取り上げた。
居住地のパリから中継で出演したインターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者・西村博之(ひろゆき)氏(43)に、同局の国山ハセンアナウンサー(29)が、「2ちゃんねる」を開設した際にどのような考えで匿名で利用できることにしたのかを質問。ひろゆき氏は「ツイッターと一緒で、匿名でも本名でも使う人が自分で選ぶべきだと思う。本名を書いたらデメリットがある人は匿名を使えばいいし、本名を書いて問題ない人は本名でやればいい。自分の情報をどこまで出すか決めるのは本人。僕が本名出せとかいうものではない」と答えた。
さらに、国山アナから「その中で誹謗中傷みたいなことが起きていても、ひろゆきさんとしてはあまり何も感じてないですか?」と率直に問われると「日本の法律でOKなものと、やっちゃいけないものがあって、例えば『気持ち悪い』というのは、実は日本の法律上はほとんど問題ないんです。法律上問題無いよねというものをもし変えたかったら、日本の法律を変えるしかない」と述べ、「ネット上で、侮辱で裁判になった例ってほとんど無い。なのでそれを変えたいなら、まず日本の法律を変えましょう。日本の法律を変えた上で、オンラインにそれを制限しましょうと。そもそも日本の法律で『やってもいいですよ』ということはオンラインでもやってもいいということなんですよね。それは匿名か本名か関係なく」という持論を展開。
MCの落語家・立川志らく(56)は「そこは法律だけど、これは道徳の問題なんです。道徳なんです。人のこと『バカ』とか『気持ち悪い』ってのは、法では罰せられなくても道徳でそういうことをよしましょうと…」と遮るように入り「なんで落語家が道徳についてを語らなくちゃいけないんだ」とした。
ネットでの誹謗中傷、韓国では07年に「インターネット実名制」を導入も…12年に過度な規制による違憲と判断されて廃止に
2020年5月27日 6時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20200527-OHT1T50002.html
高市早苗総務相は26日の閣議後記者会見で、会員制交流サイト(SNS)で誹謗(ひぼう)中傷を受けていた女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が23日に死去したことに関し、インターネット上に書き込みをした投稿者の特定を容易にし、悪意のある投稿を抑止するための制度改正を検討する意向を示した。年内に改正案を取りまとめる方針で「スピード感を持って対応したい」と強調した。
これまでネットでの誹謗中傷が多く、芸能人の自殺につながることも多かった韓国では、07年に「インターネット実名制」を導入。大規模サイトに書き込みをする場合には、本人確認などが必要となった。だが、12年に過度な規制による違憲と判断されて廃止。昨年10月には歌手のソルリさん(当時25)が、同11月には元「KARA」のク・ハラさん(同28)が自ら命を絶ったことで再導入を願う声も上がっている。
フランスではネット上での悪質なヘイトスピーチを24時間以内に削除することを企業側に義務付ける法案を今月採択。ドイツでも同様の法律が17年から施行されている。一方で表現の自由が損なわれるとして、法的対策に慎重な国も多い。
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