古地図で見る部落差別 大阪人権博物館
特別展
古地図で見る部落差別 大阪人権博物館 /大阪
毎日新聞2018年5月29日 地方版
https://mainichi.jp/articles/20180529/ddl/k27/040/324000c
江戸時代の大阪を描いた絵図を展示した特別展=大阪市浪速区の大阪人権博物館で、大久保昂撮影
大阪の古地図を通して部落差別の歴史を紹介する特別展「絵図と被差別民-都市大坂のコスモロジー」が、大阪市浪速区の大阪人権博物館で開かれている。8月30日まで。
江戸時代の大阪を描いた絵図を中心に、同館が所蔵している16点を展示。大阪湾の埋め立てなどによって、江戸時代の大阪が大きく発展する一方、被差別部落は中心市街地から離れた郊外に置かれていたことが読み取れる。
正式な地名ではなく、蔑称(べっしょう)を用いて被差別部落を記載した絵図も多いが、「歴史上の事実として差別の実態を知ってもらいたい」として、そのまま公開している。
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