« 保守分裂の御坊市長選 支持者重なり激戦、15日告示 | トップページ | ヘイトスピーチ対策法案、参院委で可決 今国会で成立へ »

自民党にすり寄っている、解放同盟中央本部に、警鐘

社長ブログ 【ゲジゲジ日記】小林 健治
http://blog.ningenshuppan.com/
『解放新聞』広島県版の、“解放の灯”と“主張”+α
    2016.03.09 Wednesday
 
    3月8日(火)
 
    朝、8時半起床。 トマトジュースと青汁二袋。 昼には21度にもなるという、モワーとした気候の中、10時に神保町。 セーターは着ていないものの、ジャンバーを羽織っていたので、さすがに汗だく。
 
    「全国部落調査」なる、差別犯罪本の発行阻止と、事前注文を受け付けたアマゾンの予約破棄など、緊急性が要求される闘いの段取り。 「あさが来た」、昼の部を見ながら、ポテトサラダとざる蕎麦で昼食。 
 
    最新の、『解放新聞』広島県版が、〝解放の灯”と〝主張”で、政権与党・自民党にすり寄っている、解放同盟中央本部に、警鐘を鳴らしている。 
 
    「自民党の幹部がでてきて、口先で「人権」を説く。そんな「人権派」が、「憲法9条の改悪」となったとき、護憲の立場で採決に臨むであろうか。 いくら日頃「仲良しのポーズ」を示しても、いざというとき、この人たちは敵なのである。」(“解放の灯”) 
 
    昨冬、解放同盟和歌山県連も参加する人権集会で基調講演した、稲田朋美自民党政調会長(『解放新聞』中央本部版に写真付きで大きく載っている)は、3月3日の記者会見で、「わたしが首相になれば歴史的なチャレンジをしていく」と、「憲法9条2項の改正」に意欲を示している。 広島県連の懸念は、現実のものとなっている。
 
    その同じ誌面で、私の除名決定の異様さに触れている。 「小林健治氏の除名を決めた規律委員会報告に対しては、広島県連から①小林氏の反論の機会が十分に保証されたとは言えない、②小林氏は処分を不服として最終的な手段として中央委員会へ抗告している。中央委員会での十分な審議が行わなければ抗告の意味が失われる。組織内民主主義、手続きに係わる重要なこと―と指摘したが、処分は承認された。」 同盟組織内に真実を語る活動家がいることに、闘志が湧く。 
 
    あれこれ雑用をこなして、6時に事務所を、退出。 スーパーに寄って、7時に帰宅。 鯵の南蛮漬け、筍煮+自家製鶏のから揚げと千切りキャベツで、梅干し入り焼酎のお湯割り2杯の、夕食。 テレ東で、「開運!なんでも鑑定団」。 真贋見分け率(的中率)は70%だったが、350万と1000万円(高配当)を的中させ、まずまず。
 
    テレ朝、報道ステーション。 読売巨人軍の野球賭博に、高木投手が関わっていたことが判明し、球団会長、オーナー、そして、ナベツネこと、渡辺恒雄最高顧問も辞任するという。 開幕を前にして、高橋良伸・巨人危うし。
 
    「あさが来た」、夜の部。 民放各社のニュース&スポーツを見て、12時半に就寝。

『解放新聞』広島県版の“主張”
    2016.02.27 Saturday
 
    2月26日(金)
 
    朝、9時起床。 寒いとよく寝れる。 トマトジュースと青汁二袋。 雲一つない澄み切った寒天下、10時半に神保町。
 
    暖かい部屋で、ウェブ連載「差別表現」の原稿書き。 緊急性を要するので今回は、「全国部落調査」問題に関連して、解放同盟中央本部の日和見姿勢を批判する。 題は「『部落地名総鑑』事件糾弾の教訓」。
 
    「あさが来た」を見終わってから、野菜サラダとキツネ蕎麦で、昼食。 ウェブ連載「差別表現」の原稿を手直しして、4時にアップ。
 
    今日届いた、『解放新聞』広島県版が、「主張」で、「第73回全国大会を前にして」と題し、大会で論議すべき主要な論点を二つ挙げている。 一つは、大会運動方針にある、安倍政権と部落解放運動にかかわる問題で、「一方で安倍自民党打倒を叫びながら一方で自民党へのすり寄りとも思える光景が、人権確立中央集会などでみえる」(同盟委員長・組坂が、自民党の鳩山邦夫に焼酎〝魔王”を送りご機嫌を取っていたことが、万座の前で暴露された)
 
    二つは、浄土真宗、浄土宗の根本経典、『観無量寿経』とその解説本にある、差別性(部落差別)について、本願寺教団への取り組みの弱さ。 「中央執行部の取り組み姿勢に熱意が感じられない。本願寺派の差別と闘えない理由が何かあるのか」と問うている。
 
    関連して、差別発言を聞いた、大谷光真門主(1996年当時)が黙認した事件など、「差別糾弾の方針を掲げる『公開性』に照らして、中央本部が組長や門主に対してどのような糾弾をおこなったのか、不明である」としている。 「日の丸・君が代」問題の時と同じことが繰り返されている。 権力に媚び、歓心を買うような委員長は、部落解放運動の恥。
 
    6時から、麹町の都市センターホテルで開かれた、我が尾崎ゼミの創始者・尾崎秀英氏の、一周忌。 
    縁のある人々が集まり、しめやかな偲ぶ会。 佐藤優さんの捧げる言葉で、献杯。 ご両親の締め言葉を聞いて、二次会を、尾崎ゼミ生たちと、紀尾井町の文春側の、熊本料理店。 勢いついて、みんなで、白金の“カフェカルヴァ”~”甚六”をハシゴし、尾崎秀英さんを偲ぶ。 以後記憶なし。

|

« 保守分裂の御坊市長選 支持者重なり激戦、15日告示 | トップページ | ヘイトスピーチ対策法案、参院委で可決 今国会で成立へ »

んー何だか」カテゴリの記事