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差別から川崎守れ 市民ら500人がヘイトデモに抗議

差別から川崎守れ 市民ら500人がヘイトデモに抗議
2016年2月1日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201602/CK2016020102000160.html
 在日コリアンらへのヘイトスピーチ(差別扇動表現)のデモが三十一日、川崎市川崎区内であり、これに反対する市民らが抗議活動を行った。ヘイトスピーチを根絶するために団結して立ち上がり、「差別に反対」と大声で訴えた。 (横井武昭)
 ヘイトスピーチが市内で行われたのは十二回目。今回は、市内外の市民団体で一月中旬に結成した「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」が反対運動を呼び掛け、約五百人が駆けつけた。
 同区の富士見公園で始まったヘイトスピーチに対し、市民らは公園を囲むように集結。各団体の代表者らが「差別は絶対に許さない。皆さん仲良くしましょう」と抗議の演説をした。
 JR川崎駅付近まで歩いて約一時間半続いたヘイトデモには、沿道からプラカードや横断幕を掲げて「差別はやめろ」「川崎守れ」と声を上げ続けた。在日コリアンが多く住む桜本地域の近くにデモが来ると、路上に座り込むなどして同地域への進行を阻んだ。
 終了後、在日の母親を持つ中学一年の男子生徒(13)は「差別はやめろと言ったのにデモの人には通じず、すごく悲しい」と語った。ネットワークの結成を呼び掛けた社会福祉法人「青丘社」の三浦知人事務局長は「今日を第一歩に、ヘイトスピーチ根絶への歩みを確かなものにしたい」と力を込めた。
 

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