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ヘイトスピーチ許さない 市民団体がネットワーク設立

東京新聞 TOKYO WEB 
【神奈川】
ヘイトスピーチ許さない 市民団体がネットワーク設立
 
2016年1月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201601/CK2016011902000164.html#print
 
 
  川崎  在日コリアンらへのヘイトスピーチ(差別扇動表現)をなくすため、川崎市内の市民団体などが「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」を設立した。行政との連携も模索し、「オール川崎」で根絶を目指す。活動の第一弾として二十三日に反対集会を開く。
 ヘイトスピーチは、東京・新大久保などで一部団体がデモを繰り返して社会問題化。ネットワークによると、在日コリアンが多い市内でも二〇一三年五月以降、十一回行われた。昨年十一月にあった際は、市民ら三百人が沿道でデモへの抗議を示したが、今月三十一日にも市内で予定されているという。
 今回は、毅然(きぜん)とした抗議の意思を示そうと、在日外国人らの暮らしを支える社会福祉法人「青丘社」などが呼び掛け、桜本商店街振興組合など市内外六十一団体が賛同してネットワークを設立した。
 ヘイトスピーチを根絶するため、実態調査や基本行動計画の策定を市と市議会に要請し、三月末までに市民らの署名を集めて福田紀彦市長に提出するという。
 十八日に市役所で主なメンバーが記者会見した。代表の関田寛雄・青山学院大名誉教授(87)は「排外主義のヘイトスピーチは憲法違反で、外交の妨げにもなっている」と説明。在日高齢者交流クラブ「トラヂの会」の趙良葉(チョウヤンヨプ)さん(78)は繰り返されるヘイトデモに「なぜ言葉の暴力で私たちを殴るのか」と憤った。
 在日三世で市内の桜本保育園に勤め、幼児二人の母親でもある〓平舜(ペェピョンスン)さん(41)も「保育園では『違いは豊かさである』と教えているが、ヘイトスピーチは違いを否定するもの。こんな差別的なことを私たちの街で許すわけにいかない」と訴えた。
 二十三日の集会は、午後一時から市労連会館(川崎区東田町五の一)で開く。市民団体「のりこえねっと」共同代表の辛淑玉(シンスゴ)さんらが発言し、市に人種差別のない街づくりを進めるよう求める決議文を採択する。
 

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