不適切な面接592件(新潟)
不適切な面接592件(新潟)
採用試験受けた高校生・県同教12年度調査
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20130621050228.html
県同和教育研究協議会(県同教)は21日、2013年春の就職に向けて12年度に採用選考を受けた高卒者が、面接時に家族構成など不適切な質問を受けた事例が592件あったと発表した。前年度より58件増えた。県同教は「適性や能力以外で判断しようという採用側の傾向が変わっていない」としている。
592件の内訳は、家族構成と家族の職業を聞かれたのが362件、自宅の住所が175件で、信仰している宗教を聞かれたケースも3件あった。こうした質問に「人権侵害や差別につながると思ったので答えなかった」とした生徒は3人だった。
国などが定めた、統一応募用紙以外の書類の提出を求められたケースは453件で、前年度より102件減少した。内訳は健康診断書が165件、事業所所定用紙が113件。戸籍謄本・抄本の提出は前年度に続きゼロだった。
調査結果は長岡市で開かれた、県同教の進路保障部会の会合で報告された。調査担当者は「不適切な選考があったときに、学校としてすぐに採用側に抗議することが意識を変えることにつながる」と強調した。
調査は毎年度実施しており、17回目。採用試験を受けた高校生の93・1%に当たる5213人が回答した。
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