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いじめ・体罰:「相談を」 宝塚市、人権擁護委員を設置

いじめ・体罰:「相談を」 宝塚市、人権擁護委員を設置 /兵庫

毎日新聞 2013年04月02日 地方版

http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130402ddlk28100358000c.html

 宝塚市は1日、いじめや体罰から子どもを守るための第三者組織「市子どもの人権擁護委員」を設置、弁護士の田中賢一氏(44)と社会福祉士の西野緑氏(55)に非常勤特別職として委嘱した。

 市長部局に要綱で設置。対象は、市内在住・通学の高校生までの子どもに対するいじめや体罰で、だれでも相談できる。相談を受け、擁護委員は子どもや親に助言や支援を行い、市長に是正要請を行う。要請を受けて、市長は市や関係機関には指示・命令を、市教委には是正勧告などを行う。

 同市での自宅放火事件などの少年事件を担当した田中氏は「いじめは絶対許されるものでない。子どもの声を聞き、現場の声を聞いて、解決に向けて動いていくことが大切」と述べ、西野氏は「子どもの人権を侵害するのはいじめも体罰も同じ。子どもの声に耳を傾けたい」と語った。

 相談は5月1日からの平日の午後1〜6時、子ども政策課で受け付ける。問い合わせは同課(0797・77・2419)。

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