« ハンセン病療養所「栗生楽泉園」 冊子一万部 | トップページ | 震災起因の人権問題 »

人権侵犯事件:いじめ受理件数、大幅増の22件に−−昨年・法務局 /栃木

人権侵犯事件:いじめ受理件数、大幅増の22件に−−昨年・法務局 /栃木

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130308ddlk09040045000c.html

毎日新聞 2013年03月08日 地方版

 宇都宮地方法務局は、12年の虐待や体罰、いじめなど「人権10+件侵犯事件」の状況などをまとめた。同局の申し立て受理件数は前年より20件多い238件だった。大津市のいじめ問題の影響で、学校のいじめに関する受理件数が22件(前年比16件増)と大幅に増えた。

 事件種類別では、家族間の身体的暴力などの「暴行・虐待」が55件(前年比4件増)で最多。家族間の暴言やいやがらせ、セクシュアルハラスメントなどの「強制・強要」が54件(同15件減)と続いた。ほかに、体罰などの教職員による人権10+件侵犯が29件(同22件増)と目立って増加した。

 一方、同局が処理した人権10+件侵犯事件数は同15件増の231件だった。助言や関係機関を紹介する「援助」が221件と95・6%を占めた。ほかに▽関係機関に再発防止策を求める「要請」3件▽「侵犯事実不明確」2件など。






人権侵犯事件:昨年479件、前年比27件増 「暴行虐待」が最多−−前橋地方法務局 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20130306ddlk10040255000c.html

毎日新聞 2013年03月06日 地方版

 前橋地方法務局が、昨年受理した人権10+件侵犯事件は479件で、前年比で27件増になったことが同局のまとめで分かった。受理件数は09年から年々増加している。

 同局によると、事件の内容は、妻に対する夫の暴行や児童虐待などの「暴行虐待」が129件で最多。他にも、騒音をめぐる近隣間の争いなど「住居生活の安全」=82件▽学校における「いじめ」=79件▽離婚の強要や家庭、職場での嫌がらせなどの「強制強要」=67件−−と続いた。

 特に「いじめ」は前年に比べて33件増加。同局では、大津市で起きたいじめ問題に関するマスコミ報道や県人権10+件擁護委員連合会が県内の小・中・高校生に相談ダイヤルなどが記された「いじめ問題に関するメッセージ」を配布したことなどが増加の背景にあると分析している。

 また、「暴行虐待」のうち夫から妻への暴行が全体の約半数、セクシュアルハラスメントをはじめとする「強制強要」でも女性が被害者の4割以上を占めるなど、女性に関する人権10+件問題が後を絶たない実態も浮き彫りになった。

|

« ハンセン病療養所「栗生楽泉園」 冊子一万部 | トップページ | 震災起因の人権問題 »

つれずれ」カテゴリの記事