田中慶秋法相 首相きょう内閣改造
田中慶秋法相 首相きょう内閣改造
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201210010042.html
野田佳彦首相は30日、10月1日の内閣改造で民主党の前原誠司前政調会長、城島光力前国対委員長、樽床伸二前幹事長代行、田中慶秋副代表、田中真紀子元外相、長浜博行官房副長官、小平忠正衆院議院運営委員長の入閣を内定した。枝野幸男経済産業相と岡田克也副総理、藤村修官房長官、羽田雄一郎国土交通相、郡司彰農相は留任する。既に玄葉光一郎外相と森本敏防衛相の留任を固めている。
国民新党は、郵政民営化担当相に下地幹郎幹事長を推す方針を決めた。当初、就任が有力視された自見庄三郎代表が辞退した。
滝実法相、古川元久国家戦略担当相は退任する。
ポストをめぐっては前原氏を国家戦略担当相、城島氏を財務相、樽床氏を総務相、田中慶秋氏を法相、田中真紀子氏を文部科学相、長浜氏を環境相に充てる案が取り沙汰されている。
首相は30日、民主党の輿石東幹事長と公邸で約3時間会談した。その後、藤村氏、民主党の安住淳幹事長代行、細野豪志政調会長、山井和則国対委員長が加わり、さらに約5時間協議した。2日に実施する副大臣・政務官人事や、連動する党役員、衆参両院委員長の人事も内定したとみられる。
首相は1日午前11時半からの臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、午後に与党党首会談を開催。組閣本部の設置後、午後1時15分から記者会見して閣僚名簿を発表する。夕方の皇居での閣僚認証式を経て、野田第3次改造内閣が発足する運びだ。
経歴
福島県双葉郡浪江町出身。福島県立双葉高等学校、東海大学工学部卒業。 1961年、小糸工業に入社。労働組合活動にも取り組み、ゼンキン同盟小糸工業支部書記長、委員長、横浜地区同盟副議長を務めた。
1971年、神奈川県議会議員選挙に出馬し、当選。県議を3期務める。
1983年12月、第37回衆議院議員総選挙に民社党公認で旧神奈川4区から出馬し、初当選。(以後、連続2回当選)
1990年2月、第39回衆議院議員総選挙では、リクルート疑惑の影響により落選。
1993年7月、第40回衆議院議員総選挙でも落選。94年12月、民社党解党。
1996年10月、第41回衆議院議員総選挙で新進党公認で神奈川5区から出馬し、返り咲きを果たす。(以後、連続3回当選)1997年12月、新進党解党。新党友愛を経て、翌年4月の民主党結成に参加。
2005年9月、第44回衆議院議員総選挙では比例復活も叶わず落選。
2009年8月、第45回衆議院議員総選挙で6選。国政復帰を果たした。
鳩山由紀夫内閣の発足により、衆議院内閣委員長に就任(2010年10月退任)。
2010年5月12日 衆議院内閣委員会委員長として国家公務員法改正案の採決を行った。
2011年9月、民主党副代表と衆議院国家基本政策委員長に就任。
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