週刊朝日の「おわび」に橋下代表は不満、説明要求
「自身にルーツを暴いてもらいたい」 おわび号に橋下氏反発
2012.10.22 21:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121022/lcl12102221130003-n1.htm
日本維新の会代表の橋下徹大阪市長の出自をたどった週刊朝日の連載記事について、出版元の朝日新聞出版は22日、おわびが掲載された23日発売の最新号(11月2日号)を市職員を通じて橋下氏に渡した。橋下氏は「週刊誌だけボーンと送りつけてきた。謝り方を知らない」と批判した。
朝日新聞社に対する取材拒否を撤回していたが、週刊朝日への批判を継続する姿勢を示した。執筆者の佐野真一氏が連載記事で「橋下家のルーツを調べる」などと書いたことを念頭に、「(週刊朝日は連載の経緯を)徹底検証するというが、佐野氏のルーツを佐野氏自身に暴いてもらいたい」と強烈に皮肉った。
また橋下氏によると、週刊朝日は連載が問題化する前、橋下氏の母親に対して連載が掲載された号と取材依頼の文書を送付したという。橋下氏は「母親が怒り狂ったり、狼狽(ろうばい)したりする姿を記事にするつもりだったのか。こいつら人間じゃない、鬼畜。矯正不可能な鬼畜集団」と怒りをあらわにした。
週刊朝日の最新号では河畠大四編集長名で2ページにわたるおわびを掲載。「同和地区を特定するなど極めて不適切な記述を複数掲載してしまいました」などとしている。
週刊朝日の「おわび」に橋下代表は不満、説明要求
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/22/kiji/K20121022004388790.html
日本維新の会代表の橋下徹大阪市長の出自を題材にした連載の打ち切りを決めた「週刊朝日」が、23日発売の最新号(11月2日号)で掲載するおわび記事の内容が22日、分かった。「記事チェックのあり方を見直し、社として、今回の企画立案や記事作成の経緯などについて、徹底的に検証を進めます」とした。一方、橋下氏はなお不満を表明。週刊朝日や執筆者のノンフィクション作家佐野真一氏に、大阪での市長記者会見に出席し、掲載経緯などを説明するよう、あらためて求めた。
週刊朝日のおわびは、河畠大四編集長名で見開き2ページ。「次の衆院選では、第三極として台風の目になるとも言われる政治家・橋下氏の人物像に迫ることが狙いで、差別を是認したり助長したりする意図はなかった」としながらも「同和地区を特定するなど極めて不適切な記述を掲載した」「ジャーナリズムにとって最も重視すべき人権に著しく配慮を欠くものになった」と謝罪した。
これに対し橋下氏は22日、市内で「検証というが、再起不能で矯正不可能だ」と指摘。「次の(大阪での市長)記者会見に来るかどうかに懸かっている」と強調した。
佐野氏については「明らかにペンの力での家族抹殺だ。逆に僕は佐野を抹殺しに行かなきゃいけない」と述べ、記者会見やツイッターで非難を続ける考えを示した。週刊朝日が橋下氏の母親に取材を申し込んでいたことも明らかにし「人間じゃない。朝日新聞社グループは鬼畜集団だ」と怒りをあらわにした。
問題になった記事は佐野氏と取材班が先週発売の10月26日号から始めた「ハシシタ 奴の本性」。橋下氏が「一線を越えた」と抗議し、発行元の親会社である朝日新聞の取材を拒否。週刊朝日は19日、連載打ち切りを決めた。
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[ 2012年10月22日 20:29 ]
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