橋下氏 朝日新聞の取材拒否表明、週刊朝日の出自報道で
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/17/kiji/K20121017004348760.html
日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は17日、「週刊朝日」が自身の出自に関する記事を掲載したことを「血脈主義、身分制に通じる極めて恐ろしい考え方だ」と批判し、今後は朝日新聞と朝日放送の記者の質問に答えない意向を示した。
同時に「社としての考え方をきちんと示してほしい」と述べ、18日の市長定例会見後の取材機会などで掲載理由を説明するよう求めた。
週刊朝日を発行する朝日新聞出版は、朝日新聞出版本部が分社化され2008年に発足した完全子会社。
橋下氏は「僕の人生の過程は丸裸にされてもやむを得ないが、先祖を徹底的に調査して暴き出すのは一線を越えている。僕の子供、孫にも影響する」と指摘。「僕はヒトラーだとか言われているが、それこそナチスの民族浄化主義につながるような非常に恐ろしい考え方だ」とも述べた。
一方で「言論の自由は最大限保障されるべきで、民主主義国家で報道機関ほど重要な機関はない」とも語った。市役所で記者団に述べた。
日本維新幹事長の松井一郎大阪府知事は報道を批判しながらも、朝日新聞と朝日放送の取材に関し「市長の代わりに受ける」と応じる意向を示した。
週刊朝日はノンフィクション作家佐野眞一氏と取材班による緊急連載で「ハシシタ 救世主か衆愚の王か 橋下徹のDNAをさかのぼり本性をあぶり出す」と題し、橋下氏の出自に関する記事を掲載した。
[ 2012年10月17日 11:33
朝日新聞グループの取材拒否=週刊誌報道で―橋下氏
2012年 10月 17日 14:30 JST
http://jp.wsj.com/Japan/node_531210
橋下徹大阪市長は17日、自身の実父の出自などを報じた16日発売の週刊朝日の記事について「きちんと考え方をお聞きするまで、朝日新聞社や(同社系列の)朝日放送の質問には答えたくない。言論の自由は最大限保障されるべきだが、一線を越えている」と述べ、朝日新聞社グループの取材を拒否する考えを明らかにした。市役所内で記者団に語った。
橋下氏は「実の父親に僕は育てられた記憶がない。そういう父親を持つ僕には、実の父親の人生がどうであろうと関係ないと思っている」と強調。その上で、「僕の今の政治的な行動について、父親の人生が影響しているというような考え方なのかをお聞きしたい。(もしそうなら)血脈主義や身分制に通じる恐ろしい考え方だ」と批判した。
[時事通信社]
気鋭のノンフィクション・ライターが暴く、‟独裁者”橋下徹の本性
http://www.cyzo.com/2012/10/post_11673_3.html
辛口にならざるを得ない中で、いくつか注目記事を取り上げてみた。ポストの「男女のMRI画像」は“衝撃”かどうかはともかく、へぇーと思わせるものではある。
これは著名な科学者アレグザンダー・シアラスが、セックスとオーガズムの関係を視覚的に分析するために、性交中の男女の性器の断面図をMRIによって撮影したのだそうである。
その男女の写真が出ているが、なかなかの美男美女。薄いガウンを羽織っただけの二人は、濃厚なキスを交わした後、MRIカプセルの中で正常位セックスを12分間続けた。
その時の断面写真が掲載されている。これまでイラストなどではあったが、こうしたものは珍しいかもしれない。膣内のヒダもリアルに再現されている。
毎週似たり寄ったりのセックス記事が多い中、少し新鮮みのある企画ではある。
お次は、やや人気に陰りが見える橋下徹大阪市長だが、週刊朝日がノンフィクション・ライターの佐野眞一を起用して連載を始めた。
この連載の意図は、タイトルにある「ハシシタ」や「奴の本性」でわかろうというものだ。
冒頭は9月12日に開かれた「日本維新の会」の旗揚げパーティーのシーンから始まる。橋下の挨拶を占い師・細木数子と重ね合わせ、
「田舎芝居じみた登場の仕方といい、聴衆の関心を引きつける香具師まがいの身振りといい、橋下と細木の雰囲気はよく似ている」
また、
「橋下徹はテレビがひり出した汚物である、と辺見庸が講演で痛烈に批判したとき、我が意を得た思いだった」
と書いているように、相当きつい橋下批判の連載になりそうな予感。
パーティーで出会ったけったいな老人の話から続けて、佐野ノンフィクションの常道である橋下の血脈、父親・橋下之峯と被差別部落へと向かい、中上健次との世界と重ね合わせるところで1回目は終了する。
『あんぽん』(小学館)で孫正義の在日三世としての出自を徹底的に取材した佐野が、この連載で向かうのはどこになるのか。彼がじっくり腰を据えて橋下に取り組む覚悟なら、橋下本人にとってはもちろんのこと、読者にとっても興味深いものになるかもしれない。次回以降を注目したい。
ポストの安倍晋三の「黒い交際写真」は、羊頭狗肉気味の記事ではあるが、このタイミングで出てきたのは何かあるのかと思わせるものはある。
この写真は08年、安倍が健康上の理由で総理を辞任してから1年も経っていない頃、安倍事務所内で撮られた。真ん中に安倍、左に米共和党の大物政治家マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事、右に現在刑事被告人として公判中の韓国籍の男性・永本壹柱だそうである。
永本が問われているのは貸金業法違反。永本は山口組暴力団関係者で「山口組の金庫番」と捜査当局は見ていると書いている。また彼は、北朝鮮とも深い関係があり「北に30億円を送った」などと公言していたという。
こうした人間と親密だったとしたら、北朝鮮への強硬な姿勢を見せている安倍総裁にとって大きな痛手になりそうだが、安倍側は「ハッカビー氏が訪れた際、複数名いた中の一人で、面識も付き合いもない」と回答し、永本のほうも「その時に会っただけで、親しく付き合っているわけではない」と答えている。
今のところこれ以上発展しようがないようだが、総理になれば再び火を噴きそうな予感のする写真ではある。
今週のグランプリは残念ながら該当記事なし。佳作として週刊新潮の「『田中慶秋法務大臣』と暴力団の癒着」を挙げたい。
失礼だが、田中慶秋という代議士はそれほどポピュラーな人物ではないし、就任当初、自ら代表を務める民主党神奈川県第5区総支部が、台湾籍の男性が経営する企業から計42万円の献金を受けていた政治資金規正法違反が浮上した際も、一般的な関心はさほど引かなかった。
週刊朝日「ハシシタ」特集、「ひり出した汚物、正視できない、社会のクズ、部落、ヒトラーより下劣、ファシズム、うんこ」などと記述
http://togetter.com/li/391330
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