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ハンセン病回復者と交流 福島の子ら

福島の子ら人権の尊さ学ぶ 草津町でキャンプ
 ハンセン病回復者と交流

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120806/CK2012080602000122.html

2012年8月6日

 草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」で、福島県の小中学生を招いたサマーキャンプが開かれており、回復者と交流している。参加者は罪のない多数の犠牲者を出した懲罰施設「重監房」の跡などを回り、人権の尊さを学んでいる。

 同園によると、子どもの団体が泊まるこのような企画は初めて。同園の自治会、高崎健康福祉大、鳥取大、埼玉大、県内外の支援者らによる「草津楽泉園とみちのくの子どもをつなぐ会」が昨年末から準備を進めた。

 回復者と交流のある鳥取大の卒業生が、支援する福島県の小中学生に放射性物質の心配がない豊かな自然環境で夏を過ごしてもらおうとしたのがきっかけだ。同県白河市、福島市の小学四年~中学二年の女子十人が参加している。

 一行は三日に到着し、レクリエーションを開催。回復者の藤田三四郎さん(86)は病気について解説し、「私たちは皆さんと同じように風評被害を受けている。若い皆さんと会い、つらかった過去を思い出す一方、明るい希望を与えられた」とあいさつ。谺(こだま)雄二さん(80)は「子どものころから病気の正しい知識を身に付けてほしい」と語った。

 福島市の中学二年、鈴木由萌果(ゆめか)さん(14)は「思ったよりも明るい感じの場所。病気は感染しないこと、治ったのに差別があることが分かった」と実感を込めた。

 参加者は四日、スタンプラリー形式で園内を回り、重監房跡のほか、差別のために引き取り手のない無縁仏が眠る「納骨堂」なども見学し、回復者四人に聞き取りもした。五、六両日はハイキングなどを楽しみ、七日に帰宅する予定。 

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