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人権救済機関設置法案に関する質疑  8月3日法務大臣閣議後記者会見

法務大臣閣議後記者会見の概要
平成24年8月3日(金)
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00320.html

人権救済機関設置法案に関する質疑について


【記者】
 本月1日に民主党の人権政策推進議員連盟が人権救済機関設置法案の早期の閣議決定を野田総理に要請しました。同法案の提出に向けた準備状況と見通しをお聞かせください。
【大臣】
 今,当省関係の法案の審議がそれほど進んでいるわけではありませんので,そんなことも考えながら,何とかこの国会に法案の提出ができればいいと考えております。


その他の質疑について
【記者】
 自民党が消費増税関連法案の早期採決に応じない場合,問責決議案提出の構えを見せています。不信任決議案を出すという動きもありますけれども,大臣としては早期採決に応じるべきであるとお考えでしょうか。
【大臣】
 政府としてはこの法案を三党合意の上で提出しているわけですから,できるだけスムーズに採決までいくことが望ましいと思っております。
【記者】
 一方で民主党の方は,本月20日の採決を当初提案するなど官邸の方とずれがあるように思えますが,そういった足並みの乱れについてはどのようにお考えでしょうか。
【大臣】
 党は党で,この法案だけではなくほかの重要法案がありますから,恐らくそれらの決着を考えての判断だと思います。党は党として全体としてどうするかということを国会対策上の問題として考えているのだろうと思います。
【記者】
 原子力規制委員会の同意人事の関係で,党内からも人事案の差し替えを求める声が出ていて,採決までなれば造反という動きもあるようですが,これもまた党内の足並みが乱れている格好になっていますけれど,この足並みの乱れについて大臣としてどのようにお考えでしょうか。
【大臣】
 いろいろな意見はあるだろうと思います。人事案件というのは,本人の名前が出た以上は,あれこれというのは本来避けるべきでしょうけれども,それぞれの意見がありますからできるだけ早く収まることを期待しております。
【記者】
 党議拘束をかけるような考えも一部あるようですが,その点についてはいかがですか。
【大臣】
 人事案件ですから,名前が出た以上はできるだけそれに対応するというのは,ある意味では国会としての今までの一つの流れですから,党議拘束というのはどうかなと思います。

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