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法務大臣閣議後記者会見4月3日(火)

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成24年4月3日(火)

 本日の閣議は法務省案件はございません。

http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00280.html

人権救済機関設置法案に関する質疑について

【記者】
 報道で人権救済機関設置法案について,4月20日に閣議決定するという話が出ていたのですが,その予定で進行中なのでしょうか。
【大臣】
 具体的な予定というものはありません。ただ,常々申し上げていますように今国会でできるよう努力はしているところでありますが,その4月20日の閣議決定というのが予定されているというわけではございません。
【記者】
 時期はともかくとして,閣議決定できる見通しはかなり高まっているということなのでしょうか。
【大臣】
 高まっているかどうかというのはなかなか。法案を提出できるためには当然に閣議決定が必要ですから,私としては法案を提出できるように,それに向けて努力をしているというところでございます。
【記者】
 そういう見通しが高まっているというわけではないのでしょうか。
【大臣】
 法案の作成という意味での作業は順調にきていますが,そこから党内の決定,野党の皆さんの御理解,それから閣議決定,法務省案件もなかなか先行して既に法案を提出しておりますので,次の状況とか,様々な難しい状況があることはよく承知しております。そうした中で,提出したいという継続した努力をしているところでございます。4月20日に閣議決定されるということが予定されているということではございません。
【記者】
 仮に,この局面で人権救済法案が提出された場合,既に提出している他の法案自体の審議も止まるという懸念はお持ちではないのでしょうか。
【大臣】
 人権救済機関設置法案そのものは,粛々と審議していただきたいと思っておりますが,人権救済機関設置法案が,あるいは別の法案が提出されたから,既に提出されている法案の審議が止まるというのはちょっと考え方としては異例なのではないでしょうか。

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