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平成22年度の「えせ同和行為」

平成22年度の「えせ同和行為に関する人権相談」の状況について
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken86-01.html

1  相談件数及び相談された要求の内容について

 平成22年度中の相談件数は60件で,これを相談された要求の内容ごとに見ると,書籍等物品の購入の要求が38件と全体の63.3%を占めて最も多い。執拗に電話をかけてきては,高額な書籍の購入を迫るものや,一方的に送付された図書の取扱いに苦慮して相談を寄せるケースが多い。(別表参照)

2  具体的な相談内容と対応例

図書購入の強要

(相談内容)
 経営する会社に「同和問題に取り組んでいる○○」と名のる者から電話があり,「同和に関する図書を購入してほしい。代金は5万円」と言われた。「経営が苦しいから買えない」と答えたところ,「個人で購入してほしい」と言われた。拒否し続けたが「とにかく本を送る」と電話を切られてしまった。どのようにすればよいか。
(対応)
 送付されてきた場合は,内容証明付き郵便等で不要の意思表示をするとともに,書籍は開封せず配達証明付き郵便で返送する旨助言した。

寄付金の強要

(相談内容)
 同和を名のる○○という団体から,同和問題参考資料としてCDを送付してきた。CDソフトは無償のようだが,添書に金額を問わないが寄付をお願いする旨記載がある。
 どのような団体なのか教えてほしい。
(対応)
 個々の団体については把握していないが,行為が「えせ同和行為」であれば,いかなる団体に所属しているかということは問題ではない。寄付をする気がなければ断わればよい。CDも必要なければ配達証明付き郵便で返送した方がよい。以上に加えて,参考のため「えせ同和行為」に関するリーフレットを送付する旨回答した。

金銭の要求

(相談内容)
 当店の店員が来店者の氏名(旧姓)を知っていたことから,「なぜ旧姓を名のっていないのに知っているのか。個人情報保護法違反ではないか」と苦情を言われ,交通費を要求された。また,後日,同和団体○○の会長と名のる者が代理人と称し,「謝罪」と「誠意をみせろ」と暗に金銭を要求してきた。今後どうすればよいか当店の顧問弁護士に相談しているが,法務局からも助言を得たい。
(対応)
 不快な思いをさせたことが事実であれば,その点について謝罪して構わないが,き然とした対応をすべきであり,金銭的要求に応じる必要はない旨助言した。

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