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2009年8月に作成された記事

鳥取市は行政としての中立性を確立すべき

鳥取市
■ 差別落書対応フロー

http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=36320
「sabeturakugakizu.pdf」をダウンロード


人権問題講座 7月16日(木)
  演題 『差別の現実から学ぶ、差別とは何か』
  講師 丸本 千悟(部落解放同盟滋賀県連合会書記次長)


http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1248756762232/html/common/4a6e861d009.htm#9
鳥取市 とっとり市報09年8月号
シリーズじんけん Vol.367
部落差別は今 若者たちが語る

 市内在住のAさんは社会人2年目。悩みがあるということで高校の恩師に相談したら、先生と同級生のBさん、Cさんが集まってくれました。

恩師 さすが、学生の時に部落問題について一緒に学習した仲間だけあって、ちゃんと来てくれたなあ。

本人A ほんと、ありがとう。 友人B そんなの当たり前だって。

恩師 A君、さっそくだけどみんなに話してみたら?

本人A 大学時代からつきあっている彼女がいて、最近「結婚」を意識するようになったんだ。そろそろお互いの家族にきちんと話をした方がいいだろうということになって、彼女が自分の家族に僕が被差別部落出身だということを話したんだ。そうしたら、彼女は、家族に「部落の人と一緒になったら幸せになれない」と言われたらしい。

友人C 彼女はなんでそのことを家族に話したの?

本人A 家族にきちんと伝えてほしいと僕が言ったからね。

友人B A君は家族に反対されるとは思わなかったの?

本人A 不安は多少はあったけど…。

友人B A君の彼女は何って言ってるの?

本人A 家族の言うことは間違いだと思ってる。でも、「Aのことは大好きだけど、今まで育ててもらった親を裏切ることはできない」と、泣きながら電話してきた。それを聞いてから、僕はもうつらくて。まさか自分がこういうことになるとは思わなかったから。

恩師 それで私に電話してきたんだね。

本人A そうなんです。職場の人にも相談できないし、分かってくれる友達も近くにいなくて。1人で悩んでいたらどんどんつらくなってきて。

友人C オレの彼女も、部落差別の歴史とか、全く知らなくてね。話してみたら興味を持ってくれたから安心してたんだけど、A君の話を聞いて、すごく不安になってきた。

友人B 私も、実は最近つきあいだした人がいて、私が被差別部落出身だということを話したの。そうしたら、彼氏は「ふーん、それがどうしたの?」っていう反応で。気にしてないのか、興味がないのか分からないけど。彼氏には親にそのことを話すように頼んだんだけど、彼氏の母親が、「つきあうのはいいけど、結婚はだめ」だって。A君の場合と全く同じ。

恩師 結婚したいのにできないなんて、どちらにとっても不幸だね。A君やBさんがつきあっている人は、同和教育を受けているんでしょ?

本人A いえ、ほとんど知らずに大人になってるみたいで。

友人B 昔の話という感覚みたいですね。

本人A 家族はもっとひどくて。部落の人は生活や文化が違うとか、執念深いとか思っているらしい。

友人C それはひどいね。

恩師 なぜA本人を見てくれないんだろうね。憤りを感じるね。差別は見えにくくなっているという人もいるけど、やっぱりなくなってないんだなあ。

友人C でも、被差別部落出身だということで悩んでばかりというわけでもないですよ。もちろん差別を受けるのはつらいけど、実際に差別を受けているからこそ見えることや考えられることもあるし。

友人B 私もそう思います。差別がある人間関係も、やさしさとぬくもりのある関係に変えることができるんじゃないかって…。だから、被差別の当事者である自分を積極的に受け入れようという自分もいるんです。

本人A うん、2人に元気づけられた。やさしさとぬくもりのある地域社会を、僕たちの世代が作り上げていくっていうことかなあ。まずは、彼女の親としっかり話ができるように頑張ってみます。

 これは数カ月前に実際にあった話です。人生の節目である結婚で、今でも差別を受けている人々がいるのです。
 差別を解消し、やさしさとぬくもりのある関係をつくるために、「気づくこと」「思いをはせること」を大事にし、今一度「自分の問題とする」ことを考えてみる必要があるのではないでしょうか。

■問い合わせ先 市役所本庁舎人権推進課  TEL (0857)20-3224

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グーグル「ストリートビュー」、個人情報に配慮を 総務省

地図検索のルール策定を 不正防止、グーグルに要請へ2009/8/25

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200908250076a.nwc

印刷するブックマーク:.. 政府がグーグル日本法人に対し、地図検索サービス「ストリートビュー」で、個人のプライバシーなどに配慮した運用ルールを策定し、公表するよう要請することが24日、明らかになった。路上から景色を撮影し、立体的な画像を閲覧できる同サービスをめぐっては、個人の生活環境などが判別されるなどとして、自治体などから強い反発が起きていた。

 ストリートビューではグーグル側も、自治体に対し撮影前に事前説明を行う方針などを表明していたが、総務省は社会的な懸念が依然強いことなどから、一定の運用ルールを策定する必要があると判断した。

 総務省の研究会が近くグーグル側に要請する。具体的にはストリートビューのサービスについて、インターネットを利用しない人に対しても認知できるよう紙媒体などを使って告知したり、ユーザーによる写真の二次利用について、不適当な利用が発覚した場合などはグーグルが映像を削除するなどの対応の強化を求める。

 二次利用では、例えばストリートビューで撮影された写真を組み合わせ、特徴的な形をした家や、防犯対策に問題がある家などをユーザーが集め、ネット上で公開するなどの行為が後を絶たなかったという。

 同研究会は6月にも、ストリートビューが個人情報保護法に反するかなどの点について議論していたが、個人の特定が困難なことから、違法性はないと判断していた。ただ撮影された内容次第では、プライバシー侵害につながる危険性があると指摘していた。

 ストリートビューは、日本では08年8月に東京や横浜、大阪など12都市の地図でサービスが開始されている。



プライバシー対策の徹底要請=地図情報サービスでグーグルに-総務省

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009082500853

 総務省は25日、インターネット上の地図情報サービス「ストリートビュー」を提供する米検索大手グーグルに対し、プライバシー保護の取り組みを強化するよう近く要請する方針を明らかにした。同サービスにはプライバシー侵害との批判が地域住民などから根強くあるため、異例の対応を取ることにした。
 総務省は、有識者などで構成する総合通信基盤局長の私的研究会に提言案を提出し、了承された。この中で、ストリートビューの画像がほかのサイトに流用され、興味本位にプライバシー侵害が行われていると指摘。「サービス提供者として取り得る対応を検討」すべきだとした。具体的には、公開画像の悪用禁止の周知徹底や画像の速やかな削除、二次利用されないための技術的措置の検討などを求める。(2009/08/25-19:35)



グーグル「ストリートビュー」、個人情報に配慮を 総務省

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090826AT1G2501Z25082009.html

 総務省の研究会は25日、街中の画像をインターネットで見られる地図情報サービスについて、プライバシーや悪質な二次利用の防止に配慮することが望ましいとする提言をまとめた。総務省は「ストリートビュー」を提供するグーグル日本法人に直接、対応を要請する。

 研究会はネットによる地図情報サービスについて、顔や車のナンバーなど個人を特定できる部分をぼかすなどの配慮があれば、個人情報保護法に違反しないとの見解を示した。そのうえで、あらかじめ地方自治体に撮影日時を通知したり、速やかに削除依頼に応じたりする体制の整備を求めた。

 日本では2008年にストリートビューの提供が始まった。不動産業や観光などに活用される一方、知らないうちに私生活の様子が映っているといった苦情や不安が広がった。総務省は今年4月から有識者による研究会で検討を重ねてきた。(07:00)






グーグルのストリートビュー、総務省「差別への対策を」
2009年8月25日11時44分

http://www.asahi.com/national/update/0825/TKY200908240425.html

 総務省は24日、インターネット検索大手グーグルに対し、インターネット上で道路沿いの映像が見られる同社のストリートビュー(SV)サービスの映像が部落差別などに悪用されないよう、対策を求める方針を固めた。近く文書で要請する。

 同省は6月、SVなどのインターネット地図情報サービスは、原則として個人情報保護法違反やプライバシー・肖像権の侵害にはあたらないとの見解をまとめた。しかしその後、地方自治体や各地の部落解放同盟から、SVの映像を二次利用して「被差別部落」と言及するサイトがあるなど悪用されている、との指摘や意見が複数寄せられた。

 このため総務省は方針を転換し、25日に開く研究会の会合で二次利用に関する見解を追加する。そのうえでグーグルに、映像を二次利用する際の規約づくりや人権・プライバシーに配慮した二次利用法の啓蒙(けいもう)、自治体への周知などの対策を求める方針。



ストリートビューの活用例

http://www.google.co.jp/help/maps/streetview/howtouse.html

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人権擁護法求めるのは同和団体だけ。かなりは同和特権の維持であろう。他分野は実質的実態を求めてるのに。

人権擁護法案の早期成立を
京で街頭活動 

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009082500198&genre=C4&area=K00

 人権強調月間の8月に合わせ、自由同和会の京都府本部と京都市協議会は25日、京都市内各地で人権の尊さを訴える街頭活動を行い、人権擁護法案の早期成立をアピールした。

 会員約30人が上京区の京都府庁、中京区の京都市役所に続き、下京区の四条河原町交差点で街頭活動を実施した。人権擁護法案の早期成立を訴える横断幕を掲げ、同じメッセージを記したウエットティッシュを道行く人に手渡した。

 同会と京都商工会議所でつくる京都懇談会の人権セミナーも中京区のホテルで開かれ、立命館大のリムボン教授が「歴史都市の光と影-町家と部落の京都論」と題して講演。この後、京都府本部の上田藤兵衛会長、京都市協議会の渡守秀治議長と3人のフリートークも行われ、多文化共生の視点も踏まえたまちづくりなどについて意見を交わした。 

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知る権利は誰のため。行政情報はオープンに。大阪市、東近江市。寺園氏のブログより。

大阪市人権室は、まず自らを啓発せよ

7月29日付記事「同和独裁」が人権連機関紙に転載で、「地域と人権」(2009年7月15日付)に掲載された、東近江市の同和地区問い合わせ対応マニュアルについて、コメントしたいことがあると書いてから、だいぶ時間がたってしまいました。

念のため、マニュアル全文を読んでからコメントしようと思ったんですね(「地域と人権」に掲載されたのは一部)。ところが、東近江市から全文を取り寄せようとお願いしたところ、「見せられません。どうしても見たいのなら情報公開請求してください」と言われたのです。

マニュアルに個人情報や市民の安全が脅かすおそれのあることが書いてあるわけでもなかろうし、なぜそんなムダなことをさせるのか、市民の利便性を考えるべきではないかなどと、担当の人権政策課及び総務課に文句を言ったのですが、わかってもらえず、開示請求することになってしまったのでした。

結果、当たり前のことですが、今月21日、全面開示してもらいました。

ただし、本日は、その東近江市のマニュアルではなく、大阪市のそれに関して一言、忘れないうちにのべておきたいと思います。

大阪市でも、「同和地区に関する問い合わせについて」と題するマニュアルを作っているのです。各区役所の人権相談窓口担当者に活用させているとのことです。

この市では、問い合わせに応じないだけでなく、問い合わせしてきたときも、同和啓発の好機としてとらえ、

そのために聞き取りによりどのような意識が背後にあるかを聞き出します。その上で、その人がそういった意識を持つに至った「経験」、同和地区に対するイメージあるいは「自分も差別されるからいや」等相手の言い分を十分話してもらったうえで、本市の人権政策、「忌避意識」をなくすための啓発事業等を説明し理解を得るよう心がけます。

ことにしています。マニュアルでは、結婚、通学校区、住宅購入に関して、同和地区の所在地の問い合わせを受けたときの想定問答集3例をまとめています。いずれも実例をもとに作成したとのことです。

3例ともパターンは同じです。

問い合わせがあったとき、「そういったことには答えられない。差別行為ですよ」などと頭ごなしに言うのではなく、なぜ知りたいのか、できるだけ慎重に、詳細に質問していきます。

(以下つづく)

http://www2.atword.jp/footnotes/2009/08/24/%e5%a4%a7%e9%98%aa%e5%b8%82%e4%ba%ba%e6%a8%a9%e5%ae%a4%e3%81%af%e3%80%81%e3%81%be%e3%81%9a%e8%87%aa%e3%82%89%e3%82%92%e5%95%93%e7%99%ba%e3%81%9b%e3%82%88/#more-427

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『差別と日本人』 解説に問題多く、角川書店に資料提供 全国人権連

09年8月25日 火曜日       

  全国人権連は6月24日、角川書店編集部に、新書版「角川ONE21『差別と日本人』(著者野中広務、辛淑玉)6月10日発行」で、辛淑玉氏の部落問題を めぐる解説に事実を歪曲・誤認が多いことから、読者に部落問題の理解に偏見を招きかねないとして、資料を提供し善処をもとめました。

 これに対し、7月3日付けで、角川書店編集局、角川ONEテーマ21編集部より「弊社の書籍、角川ONEテーマ21『差別と日本人』につきまして、このた びは貴重なご意見、ならびに資料のご提供を賜り、誠にありがとうございました。頂戴した資料は参考とさせていただき、改訂の際の検討材料とさせていただき たいと存じます。誠にありがとうございました」との返答が寄せられました。
 ここに機関紙「地域と人権」09年7月15日号の該当部分を掲載します。
 なお、機関誌「地域と人権」9月5日号には、提供した資料全文を掲載しています。

 09715-1-3.pdf

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無免許で交通事故、人権同和係長

懲戒処分:無免許で交通事故、係長を停職1カ月--八女市 /福岡

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090818ddlk40040403000c.html

 八女市は17日、無免許で交通事故を起こし、そのまま現場から立ち去ったとして、人権・同和対策課の男性係長(51)を停職1カ月の懲戒処分にした。

 市によると、係長は4月4日午後、運転免許が3月で失効しているのを知りながら自分の乗用車を運転し、同市稲富の市道交差点で女性が運転する対向車と接触。無免許の発覚を恐れ、警察の現場検証を待たずに現場から立ち去った。女性にけがはなかった。

 係長は同日中に上司とともに八女署に出頭。道交法違反(無免許運転)で八女区検に書類送検され、6月9日に八女簡裁から罰金20万円の略式命令を受けた。既に納付済み。

 三田村統之市長は「誠に遺憾。市民に深くおわびし、信頼回復に努める」とのコメントを出した。

〔筑後版〕

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学び、ができない、とは共通一次の頃より指摘されてたが。

私大47% 「入試に問題あり」
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/sankei-e20090821038/1.htm

2009年8月21日(金)17時0分配信 産経新聞

 入学者の学力水準などをめぐり、入学選抜方法について回答した私立大の47%が「問題がある」と感じていることが21日、日本私立大学団体連合会の調査で分かった。学生確保のため基礎学力が不足していても受け入れざるを得ない実態があらためて浮かんだ。

 調査は昨年8~9月、連合会に加盟する私大(当時517校)を対象に実施、441校が回答を寄せた。

 「自分の大学の入試に問題があるか」との質問に回答した437校のうち、11校が「大きな問題がある」と答え、「多少の問題はある」と答えたのは193校だった。

 課題としては「定員確保が優先のため一定の学力が維持できない」とする大学が44校と最も多く、「志願者のほぼ全員を合格にせざるを得ず、入試の体をなしていない」としたのも20校あった。

 学力低下に対応するため、入学後に補習授業をする大学は67%、キャリア教育など学習意欲を高める教育も86%が実施していた。

 連合会は全体的な状況として、受験生の個性や意欲を重視して書類や面接で選考するアドミッション・オフィス(AO)入試や推薦入試の入学者の比率が大きくなり、一般入試も受験科目が少ないため、入学者の学力レベルの維持が難しくなっているとしている。

 連合会は調査結果を基に、私大が取り組むべき点を報告書にまとめた。教育の質を確保するには「一つの大学では限界がある」とし、学生が全国加盟校で講義を受け単位を取れるようにする制度の創設を提案している。



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女性差別是正の国連勧告を無視し続ける日本政府

2009年8月19日(水)「しんぶん赤旗」

日本は女性差別正せ

民法改正・労働の平等など勧告

国連委


 国連・女性差別撤廃委員会は18日、日本における女性差別撤廃条約の実施状況の審査の結果をまとめた「総括所見」を公表しました。

 総括所見は、60項目に及んでいますが、前進面(肯定的側面)はわずか7項目。これまでの委員会からの勧告を実施していないことが指摘されており、雇用、教育、暴力、女性の参画などの「主要関心事項および勧告」は前回2003年の22項目の2倍以上にのぼります。

 差別的法規として、民法での、結婚最低年齢の男女差、女性のみに適用される結婚禁止期間、結婚のさいの夫婦同姓の強制などをあげ、改正のための即時の措置をとるよう勧告しています。

 労働については事実上の平等の実現が要請されています。そのための暫定的な特別措置が推奨され、性による職業・コースの区分け・人事を廃止し、男女の賃金格差の縮小、妊娠・出産した女性に対する違法な解雇の阻止が要請されています。

 総括所見は、日本政府に対し、(1)民法の改正(2)雇用・政治・公的領域等での暫定的な特別措置の2点について、2年以内に実施状況詳細報告を提出することを要請しています。

 日本における条約実施状況についての委員会の審査は7月23日に行われ、日本からNGO(非政府組織)代表の女性84人が参加し、意見表明や傍聴をしていました。

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金大中を殺すな、から36年の死去。かつてゼミ有志で参加したものだ。

金大中元大統領死去 85歳

2009年8月18日(火)17時0分配信 産経新聞
http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/sankei-e20090818035/1.htm


 【ソウル=水沼啓子】韓国の金大中元大統領が18日午後1時40分過ぎ、入院先のソウル市内の延世大付属セブランス病院で死去した。85歳だった。金大中氏は風邪で体調を崩し7月13日に入院。肺炎と診断され、一時は呼吸不全に陥り人工呼吸器を装着した。その後、気管の一部を切開する手術を受け、容体は持ち直したが、再度病状が悪化していた。病院には家族のほか、民主党議員らが駆けつけた。

 金大中氏は2005年8月と9月にも肺炎の症状で入院。昨年7月にも検査入院し、かなり前から腎臓透析も受けていた。

 金大中氏は、韓国情報機関「韓国中央情報部」(KCIA)に東京で拉致された金大中事件(1973年)で世界に知られ、光州事件で死刑判決を受けた。4度目の挑戦で韓国大統領に就任(98~2003年)した。

 また、分断後初の南北首脳会談を実現した。南北交流の功績によってノーベル平和賞を受賞した。しかし、その裏では5億ドルに上る対北秘密送金があったとされる。軍事政権から民主化を経て近代国家への道を歩んだ韓国の一時代を象徴する政治家だった。

 金大中政権下では日本の文化開放が実施され、日韓の民間レベルの交流が一気に進むきっかけとなった。



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鳥取・山田県議。さもありなん。

鳥取・市谷県議、6月県議会・県政報告09年7月号発行 (09/8/4)

http://www.jcp-torikengidan.org/

山田県議は監査委
員《議会選任》にふ
さわしくない

部落解放同盟鳥取市
協議会の会計責任者は
平成17年(05年)
の補助金不正使用(人
権コンサート未実施)
について鳥取市教育長
の告発を受けました。
さらに平成16年、1
5年分についても不正
受給が明らかになって
います。
山田県議はその当
時、同協議会議長で組
織の責任者でした。こ
のような経過をみても
監査委員の資格がある
でしょうか

「83.pdf」をダウンロード

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長谷川先生 安らかに。15日は見送りに行きます

憲法学者・名古屋大学名誉教授の長谷川正安さん死去

2009年8月13日

長谷川正安・名古屋大名誉教授
 戦後憲法学を開拓した憲法学者で、護憲運動に長年携わってきた名古屋大学名誉教授の長谷川正安(はせがわ・まさやす)さんが13日、心不全で死去した。86歳だった。「お別れの会」は15日午後1時から名古屋市東区大幸2の1の28の葬儀会館ティア大幸で。喪主は長男憲(けん)さん。

 マルクス主義の立場から憲法研究の道に進み、憲法解釈だけでなく憲法史や外国法との比較など、業績は広範な領域に及ぶ。57年に著した岩波新書「日本の憲法」は77年と94年に全面改訂を重ね、ロングセラーとなった。他の著書に「昭和憲法史」「憲法運動論」など。

 名古屋大法学部教授、大阪経済法科大教授を歴任。89年から10年間、世界科学者連盟の副会長を務めた。

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行政広報の工夫

兵庫県高砂市の広報 08年10月号より 抜粋

「20081024-13-16.pdf」をダウンロード

http://www.city.takasago.hyogo.jp/index.cfm/8,1094,89,430,html

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不条理は不条理 住井すゑ。私も何であれと思う。

8月12日(水)
NHK映像ファイル あの人に会いたい
「住井すゑ(作家)」

http://www.nhk.or.jp/archives/anohito/past/2008/187.html

午後10時50分~11時00分

http://www.nhk.or.jp/archives/anohito/index.html

「sumii.rm」をダウンロード

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しかし、地元の若者はこうした広報にも苦しんでいる。 だれが「差別の苦しみ」をうけるか。

鳥取市広報シリーズじんけん Vol.367
部落差別は今 若者たちが語る
http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1248756762232/html/common/4a6e861d009.htm#9
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広報は生きる力を与えず、該当地域内外の住民に偏見と誤解を与えてる。
時代逆行はなはだしい。
以下、よく読んでいただきたい。

(「地域と人権」8月15日号掲載)原文
鳥取県人権連       川口 祥一(28歳 仮名)

1、人権連に参加するに至った経緯
 私は被差別部落出身者です。私の生まれた町には被差別部落が二つあり、小学生の頃から中学生まで、町の施設で毎週“学習会”と呼ばれる勉強会がおこなわれていました。この勉強会では時々、部落差別や被差別部落についての勉強もおこなわれます。学校でも道徳・HRの時間等に差別について勉強がおこなわれ、「差別はまだ残っている」、「だから、差別を解消するために戦っていかないといけないんだ」という、鮮明で強烈な意識(私本人が当事者であるため)を強く植え付けられました。
 高校に入学すると同時に、「差別をなくしたい」という気持ちから解放研と呼ばれるクラブに自然と参加することになります。この解放研は学校側の同和教育の要であり、部落解放同盟(以下 解同)の入り口でもあります。解放研に属することで部落解放運動を強く意識し、活動は専門的な内容に変化していきます。同時期から地域の解同支部の高校生分野の活動が本格的に始まりました。
高校時代は解放運動一色で解同とともにあった気がします。日常的に解放運動に触れるなかで解同や同和教育の強い影響を受け、自分の中で「差別はまだ残っている」、「自分は差別されている側の人間なんだ」、「部落外の人は皆、差別者だ」という歪曲した意識だけが独走し始めます(これは後に、事件を起こす種となっていく)。
 ある時、私と友達二人の計三人で下校途中に、「自分が権力者になったら何をするのか」という話で盛り上がっていました。友達の一人が私たちが想像できないことをするという趣旨の話をしたあと、もう一人の友達が、「そんなのできるはず無い、無理だ」と言ってお互いに笑いながら他愛も無い話をしていました。話を否定された友達が否定した友達に対して、「そんなこと言うなら、お前の住んでるところを被差別部落にしてやる」と笑い話の流れでいいました。  
当時の私はその言葉を聞いた瞬間、冗談話ながら思考が停止し、間接的に差別をされたと思い込み、解放研と解同に相談するにいたります。
 このほかにも、高校において差別発言や差別落書きがおこなわれていたことから、解同が高校の先生方を引っ張り出し、糾弾会をおこないました。百人以上の解同側にたいして先生方は二十人程度と少ない状況でした。解同による言葉の暴力、言葉のリンチが激しくおこなわれ大変でした。このとき解同の攻撃的な部分と、物事を客観的に捉えることなく感情をむき出しにする性格をはじめて知りました。
解同が差別をなくす、差別をしてはいけないと理想を掲げている団体なら、建設的に、どうしたらよいのか、どうしていかなければ現状を変えられないのかと、学校(事柄がおきた場所が学校であったため)、当事者等と時間がかかっても、まずは協議及びフォローしていく姿勢を打ち出し、取り組んでいかなければいけないのではないかと疑問を覚えました。そして、私の相談がもとで、友達の家族が職を失う結果となってしまったことに責任を感じて解放運動から身を引きました。
 以来、部落差別・差別というキーワードは自分の中で最大の関心事項でありながら蓋をしましたし、信じたものに裏切られるのは怖いと人間不信になり、内面的な人との関わりも拒絶して暮らしてきました。
 私の転機になったのは日本民主青年同盟(以下 民青)と人権連に出会ったことです。
 民青では裏切られることも、価値観や考え方を押し付けられることもありませんでした。民青の仲間が私の心の底にある過去の暗い部分を否定すること無く受けいれてくれたこと、私の生まれを知っても差別をしなかったこと、嫌がらなかったことなどが私を救ってくれました(人間的に成長できました)。
また、青年達の置かれた状況を知ったことも大きかったです。青年たちは日々、過酷な労働条件で働かせられていたり、それぞれで解決しようのない悩みを抱え生きています。青年達には自分を取り戻せる“居場所”が必要なんだということが実感としてつかめました。
人権連では、民青で得た「青年達に居場所を」の確信を胸に、本来あるべき人権とはなにか、地域で何ができるのかを考えることができます。
 また、被差別部落に対する社会的差別は終わったのだという基本スタンスに衝撃を受けました。最初はなぜ、そうハッキリと言えるのかとおもいました。学習などを通して、解同が行政からの金を欲するあまり「差別だ」、「差別だ」と騒いでいるからくりを知ることができ、過去の経験も踏まえてその論理が自分のなかに自然と落ちてきました。
 今では、高校時代の友達の発言も「差別をしてやろう」とかいった悪意に満ちたものでも、「差別心」をもとにした発言でもなく、ただ知識を言ってみただけの何の意味の無いことです。発言の内容自体は適切で無かったかもしれません。しかし、彼も同和教育の中でそういった知識・イメージを植えつけられてきました。当然、それを無意味に発信していくことは考えられます。ある意味、同和教育の犠牲者であると感じています。これは社会的差別問題でも人権問題でもなく、人権教育を同和に固執する教育の問題であり、発信する側と受けとる側のコミュニケーションの問題だったのだと、現在では理解できます。
 これからは古いしがらみ(差別・人権問題の主体が部落差別という考え方)にとらわれず、地域の人の力を取り戻していかなくてはいけない時代です。その力を取り戻していくために一人でも多くの人と関わり、話し、共に考えていくことを命題に活動していきたいと感じています。

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公的施設の私的独占に対する市民の厳しい批判がなぜ理解できない?

■ (角谷敏男議員) 
人権交流プラザ(旧解放センター)の施設貸与

  『いつまでも特定団体の入居は不公正』

鳥取市議団だより09年8月号
http://www.jcp-torishigidan.net/modules/tinyd3/

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部落を理由にした具体的実質的人権侵害行為が部落差別。「問い合わせ」に差別性はない。

去る7月6日付の滋賀県人権施策推進課の理由説明書に対する意見書を提出しました。

http://tottoriloop.blog35.fc2.com/blog-entry-249.html

以下に内容を掲載します。
平成21年7月6日付滋人推第170号に対し、次のとおり意見いたします。
1 用語の定義
実施機関の理由説明書には、一般的でない用語があるため、先に申立人の解釈により定義する。
同和地区
同和対策事業の対象地域。事業が終わった現在でも一般的な意味での「被差別部落」として事実上県が把握している。
同和地区出身者
同和対策事業の対象者で、「属地・属人」あるいは「同和関係者」と同義。事業が終わった現在では一般的な意味での「被差別部落民」と同義。
部落地名総鑑
昭和50年頃のいわゆる「部落地名総鑑事件」で結婚・就職差別に使われたとされる同和地区の一覧か、それにする類する情報。

(以下続き有り)

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部落差別の自作自演 関係行政もその対応を総括し見解を示すべき

偽計業務妨害:町嘱託職員を起訴--地検八女支部 /福岡

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090730ddlk40040410000c.html

 立花町の嘱託職員、熊本和彦容疑者(52)=同町山崎=が自宅などに差別的な文書を送り、被害者を装って町役場に持ち込んだ事件で、地検八女支部は28日、熊本容疑者を偽計業務妨害罪で地裁八女支部に起訴した。

 起訴状によると、熊本被告は07年8月、自宅などに差別的な表現をしたはがきやカッターナイフの刃を同封した封書などを郵送。役場に持ち込み対策会議を開かせ、業務を妨害した。町に自分の雇用を継続させることが目的だった。

 町によると、熊本被告は02年に採用され、地域活動指導員として、同和教育などを担当していた。町は「町に対する町民の信頼を損なわせた」として、近く解雇する方針。

〔筑後版〕

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「人種問題が依然、米国社会を悩ましている証し・・」だが、市民社会の自治力に委ねるべきではなかったか

「誤認逮捕」で沈静化呼び掛け=黒人教授と白人警官招待へ-オバマ米大統領
2009年7月25日(土)08:03
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-090725X071.html?C=S
 【ワシントン時事】米ハーバード大(マサチューセッツ州ケンブリッジ)の黒人教授が自宅で不法侵入者と間違われた末、逮捕され、背景に人種差別があったのではないかとの議論が沸騰している問題で、オバマ大統領は24日、ホワイトハウスで、「非難し合うのはやめ、警察と地域のマイノリティー(少数派)社会との関係改善につながるよう、冷静に考えよう」と訴え、事態の沈静化を呼び掛けた。

 オバマ大統領は誤認逮捕事件後、「ケンブリッジの警察の行為は愚か」と批判したことから、警察が猛反発。地元警察はオバマ大統領に謝罪を求めていた。

 オバマ大統領は、「警察と教授双方が過剰に反応したことが、こじれた一因ではないか」と指摘する一方で、「わたしの発言が、事態を過熱させることにもなった」と語り、配慮が足りなかったことを認めた。

 一方で、「ここまで問題が大きくなったのは、人種問題が依然、米国社会を悩ましている証しだ」と述べ、人種や偏見の問題解決に取り組む姿勢を強調した。

 オバマ大統領はこの日、当事者であるヘンリー・ルイス・ゲーツ教授と、逮捕した白人警察官に電話し、ホワイトハウスに近く招待することを伝えた。オバマ大統領は「3人でビールを飲みながら語り合いたい」と述べた。 

人種問題めぐる発言、オバマ大統領が謝罪
2009年7月25日(土)23:20
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2009072503300.html?C=S
http://www.asahi.com/international/update/0725/TKY200907250330.html?ref=goo
 【ワシントン=伊藤宏】米国で、オバマ大統領とも親しい著名なアフリカ系(黒人)学者のヘンリー・ルイス・ゲーツ・ハーバード大教授(58)が、自宅に入ろうとして窃盗犯と間違われ逮捕されるという事件が起きた。これをきっかけとしたオバマ氏の人種問題をめぐる発言が、米国社会に波紋を広げている。

 米メディアの報道によると、問題の事件は16日、マサチューセッツ州ケンブリッジの教授の自宅で起きた。教授はカギを忘れたので、ドアをこじ開けて入ろうとしていたが、近所から「窃盗犯が侵入している」との通報を受けた白人の巡査部長(42)が駆けつけ、逮捕した。まもなく釈放されたが、教授は、自宅が白人が多く住む地域にあることから、巡査部長が自分の外見だけで「最初から犯罪者と決めつけた」と指摘。人種差別的だと批判した。
  これを受けて、オバマ大統領は22日の記者会見で、「教授の家とわかっていながら逮捕したのは、愚かな行動だ」と批判した。「事件とは別だが」と断りつつも、「この国には、アフリカ系や中南米系が不相応に警察権を行使されてきた長い歴史がある」とまで踏み込んだ。

 これに対し巡査部長は、教授が最初から捜査に怒って協力的でなく、住所の入った身分証明書の提示もしなかったことなどから、逮捕は正当だったと主張。大統領の発言は不当な介入だと抗議した。同じ警察署で民族的背景が異なる同僚たちがそろって巡査部長に味方、大統領の謝罪を求め、反響が大きくなった。

 こうした中、大統領は24日になって、大統領報道官の定例記者会見に飛び入り参加。「中傷するような印象を与えてしまい、申し訳なく思う。発言を修正したい」と、電話で巡査部長に謝罪したことを明らかにした。

 人種問題の波紋は「大統領の政策課題をかすませかねない」(ワシントン・ポスト紙)との見方も出ている。


オバマ氏、ビールで和解演出 教授逮捕巡る人種差別論争

2009年7月31日(金)23:22

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2009073104390.html?C=S
 【ワシントン=伊藤宏】オバマ米大統領は30日、窃盗犯と間違われてマサチューセッツ州ケンブリッジの自宅で逮捕されたアフリカ系(黒人)学者のヘンリー・ルイス・ゲーツ・ハーバード大教授(58)と、逮捕した白人の巡査部長ジェームズ・クローリーさん(42)をホワイトハウスに招待し、中庭でビールを飲みながら、和解を演出した。

 この事件では、ゲーツ氏が、黒人の外見で犯罪者と決めつけた、と逮捕に抗議。巡査部長は、外見は無関係で、怒鳴り続けるなどしたから逮捕した、と正当性を主張した。オバマ大統領が記者会見で、逮捕を「愚かな行動」と批判したことに、巡査部長が不当な介入だと強く抗議。騒ぎは全米を巻き込んだ人種差別論争に発展した。

http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-103341.html

  大統領執務室前の庭で開かれた「ビールサミット」には、バイデン副大統領も参加。同大統領は、「友好的で思いやりのある」会話が交わされたと述べた上で、「我々を結びつける力は引き離す力よりも強いと、常に信じてきた。この出来事から、すべての人が前向きな教訓を引き出せることを願っている」とコメントした。

 オバマ大統領の支持率は、6月中旬の61%から54%まで下がっており、この問題への対応も一因となっていた。

Obama hosts race row beer reunion (オバマ大統領が人種論争をひとまずビールで収めた動画があります、BBC 英語)










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