人権侵犯事件275件受理 鳥取法務局
人権侵犯事件275件受理 鳥取法務局
2009年04月07日
http://www.nnn.co.jp/news/090407/20090407046.html
鳥取法務局は四日までに、二〇〇八年に受理した人権侵犯事件状況をまとめた。受理件数は過去五年で最多の二百七十五件。内訳は家族や近隣住民など私人間の案件が二百十件、教諭や警察官などの公務員に関係したものが前年比十八件増の六十五件だった。
公務員関係では、刑務職員一件▽教育職員二十四件▽地方公務員十一件など。学校でのいじめに関するものは二十六件あったが、このうち十七件は人権侵犯の事実が認められない「不存在」「不明確」として処理された。
教育職員関係では、高校で遅刻した生徒に教諭が暴力を振るうなどの体罰が二件。同法務局は当該教諭に反省と善処を求める「説示」を行い、校長に「暴力に頼った指導はしないように」などと要請した。
一方、私人間の案件では、近隣住民間トラブルなどが六十八件▽上司のセクシュアルハラスメントなど強制・強要四十八件▽家族内の暴行虐待二十六件▽同和問題などの差別待遇十五件。
子どもの人権問題で電話相談を受ける「子どもの人権110番」の件数は百八十七件あり、〇四年に比べて四倍増となった。
同法務局は「社会的弱者に対する事件が増加傾向にあり、関係機関との連携を一層強める」と話している。
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