« 課題山積み 08年度政府交渉 全国人権連 | トップページ | 同和行政の在り方総点検委 議会との整合性は・・・ »

中田直人弁護士死去 ご苦労様でした

中田直人弁護士死去:布川事件の再審請求人 桜井さん、声詰まらせ /茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090204ddlk08040138000c.html

 ◇「私にとって家族」
 福島県の列車脱線転覆をめぐる松川事件など戦後の冤罪(えんざい)事件を多く手がけた水戸市の弁護士、中田直人さんが3日、78歳で亡くなった。晩年は再審開始を求めている布川事件=検察側が特別抗告中=の弁護団に加わったが、再審を見届けることはできなかった。

 中田さんと20年以上の親交がある布川事件再審請求人の桜井昌司さん(62)は「私にとって家族だった。人格者で品があって、愛情を持って接してくれた。再審が終わるまで元気でいてほしかった」と声を詰まらせた。中田さんが97年から所属する水戸翔(はばたき)合同法律事務所の谷萩陽一所長は「歴史に残る数々の事件を担当した方で、大切な存在だった。もっともっと活躍してもらいたかった」と話した。

 石川県の旧松任市出身。茨城大人文学部教授などを歴任した。01年の知事選に立候補したが、落選した。

中田直人さん78歳(なかた・なおと=弁護士、元茨城大教授、刑法専攻)3日、肺がんのため死去。葬儀は7日午後1時、水戸市堀町2106の2の市斎場。自宅は同市見川町1780の25。喪主は妻孝子(たかこ)さん。

毎日新聞 2009年2月4日 地方版

|

« 課題山積み 08年度政府交渉 全国人権連 | トップページ | 同和行政の在り方総点検委 議会との整合性は・・・ »