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融合と改革のオバマ 。「エリート」カラードででしかないと思うが・。

2008年11月6日(木)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-11-06/2008110601_01_0.html

米大統領にオバマ氏
黒人初 大差で当選
「ブツシユ・ノー」示す

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 【ワシントン=小林俊哉】米大統領選は四日、投開票され、ブッシュ政権からの「変化」を訴えた民主党のバラク・オバマ上院議員(47)が、与党・共和党のジョン・マケイン上院議員(72)を大差で破って当選しました。米史上初のアフリカ系(黒人)大統領の誕生となります。

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 ブッシュ政権八年の総括となる選挙で、米有権者の審判は明確な「ノー」となりました。人種偏見などの壁を越えた国民の「結束」と政治の「変化」を訴え続けたオバマ氏に、米有権者はイラク・アフガニスタン戦争の破たん、金融・経済危機のなかでの新しいかじ取りを託す道を選びました。

 オバマ氏は四日、地元イリノイ州シカゴで勝利演説し、「『変化』が米国に訪れた。今夜ほど希望に満ちているときはない」と強調。当面する課題に対し、国民に結束して当たるよう求めました。

 国民の高い関心を反映して、投票率は高水準を記録したとみられます。

 選挙戦でオバマ氏は、中間層への減税などを主張し、ブッシュ政権は大企業寄りだと批判。マケイン氏への投票はブッシュ政権の継続となると呼びかけました。外交ではイラクからの早期撤退を主張しました。

 金融危機を受け、争点の第一には「経済」が浮上。四年前の選挙でブッシュ大統領が勝利したオハイオ、バージニア、ニューメキシコなどの各州をオバマ氏が次々と奪還。オバマ氏が選挙人五百三十八人中三百四十九人を獲得しました(日本時間午後八時十五分現在)。

 オバマ氏の任期は来年一月二十日から。副大統領には、ジョゼフ・バイデン上院外交委員長(65)が当選しました。

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 バラク・オバマ氏 1961年8月、ハワイ州ホノルル生まれの47歳。父はケニア人、母は白人の米国女性です。ハーバード法科大学院修了後、イリノイ州シカゴで人権派弁護士として活動。97年から2004年まで同州の州議会議員を務めた後、04年の連邦上院選で初当選しました。

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志位委員長が談話
 日本共産党の志位和夫委員長は五日、米大統領選挙の結果について次の談話を発表しました。

 一、十一月四日投票でおこなわれた米国大統領選挙で、民主党のバラク・オバマ候補が当選した。これは、アメリカ史上で最初の黒人大統領の誕生であり、アメリカ社会が長期にわたる人種差別、人種の壁を乗り越えたことを示す歴史的出来事である。私たちは、このことが、アメリカ社会が新しい民主的活力を発揮する転機となることを期待する。

 一、この選挙結果は、同時に、共和党ブッシュ政権がすすめた内外政策―イラク戦争など国連を無視した一国覇権主義、貧困と格差を深刻にし、金融危機をもたらした新自由主義の経済政策などにたいする、アメリカ国民の強い批判を表現している。当選したオバマ氏は、ブッシュ政権の諸政策からの「変革」を掲げ、期限を切ったイラクからの米軍撤退、核兵器廃絶、金融規制の強化などを提起してきた。他方、オバマ氏の政策のなかには、アフガニスタン戦争への米軍増派と「同盟国」の協力取り付け強化の主張も含まれており、私たちは、「変革」の路線がオバマ新政権の政策と行動にどう具体化されるかに、注目する。

 一、日本共産党は、二十一世紀のアジアと世界の平和を追求する立場にたって、国際的には、いかなる覇権主義も許さず、国連憲章にもとづく平和の国際秩序の確立をめざし、日本の進路としては、異常な対米従属から抜け出して、非同盟・中立の日本と対等・平等の日米関係への転換をめざしている。その立場から、オバマ新政権がとる対日政策の今後を真剣に注視していきたい。

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