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大阪市職員らがスナックや風俗店の支払いに

大阪市の裏金、新たに約320万円…風俗店利用も
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080816-OYO1T00148.htm?from=top

 7億円を超える大阪市の裏金問題で、市は15日、新たに6区役所で約320万円の裏金が判明したと発表した。いずれも2月からの全庁調査時には申告されず、職員が隠ぺいしていた。民間団体への委託料を不正流用するなどして捻出(ねんしゅつ)しており、裏金で風俗店やスナックを利用した職員もいた。市は関与した職員の処分や刑事告訴を検討する方針。

 市が2002~06年度分の委託事業約1万2000件の関係書類を調査した結果、3区役所で年度末に余った委託料計約263万円を市に返さず、後年度の事業などに流用していたことがわかった。委託料計約57万円を本来の目的以外に使っていた区役所もあった。

 浪速区役所では、02年6月~03年11月に5回、区人権啓発推進協議会の委託料約15万円をイベントの打ち上げなどに支出。職員らがスナックや風俗店の支払いに充てたとの記録もあった。ほかにも、市の事業に協力した町会長への贈答品として茶葉やノリを購入したり、市の外郭団体にビール券を贈ったりしていた。

 すでに公表されている3局6区の委託料関連の裏金と合わせた総額は約5210万円になり、市は9月中に職員らに返還させる。

 平松邦夫市長は「言語道断。厳正に対処する」とのコメントを出した。

(2008年8月16日  読売新聞)

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