保岡大臣 慎重に。
【新閣僚に聞く】保岡興治(おきはる)法相
2008.8.12 23:25
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080812/stt0808122325001-n1.htm
保岡興治法相 --死刑制度についてどう考えるか
「死刑制度は存続すべきだと思う。最も重い刑なので国民の意向が最大に尊重されるべきだ。(日本には)死をもってあがなうしかない罪があるという国民の認識があり、それが死刑を国民が支持しているゆえんだと思う」
--超党派の議員連盟が検討している仮釈放のない終身刑についてはどう考えるか
「死刑と無期懲役の間に終身刑を創設する考えは賛成ではない。一生牢(ろう)につなぐという刑は残酷だと思う。処遇も難しいし、そういう刑は世界でも少数派だと思う」
--来年5月から始まる裁判員制度に対して、消極的な意見が出ているが
「色々な懸念があるからと言って、制度の実施を延期したり、短期間で制度の根幹に関わる部分を変えることはすべきではない。もちろん国民の声には十分耳を傾けるし、懸念を払拭(ふつしよく)するのにも全力を挙げる。みんなでいい制度の導入を目指す」
--臨時国会では、人権擁護法案の提出を目指すのか
「自民党や与党の議論の動向をしっかりと踏まえたり、国民の考え方もしっかりととらえて対応したい」
--取り調べの全過程を録音・録画するよう求める意見があるが
「全国の検察庁で4月から、裁判員制度対象事件について、録音・録画の試行をしている。全過程の録画・録音ではないが、いきなり全部を録画して証拠として価値のあるものにするのは現実的ではない」
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