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3月14日調査会 馬渡

2008.03.14 Friday
http://blog.mawatari.info/?eid=628993

人権調査会

執筆者 : 馬渡龍治

朝の8時30分から自民党人権問題等調査会がありました。きょうは「人権救済制度について」というテーマで、百地章日本大学法学部教授、山崎公士新潟大学法科大学院教授の二人から意見を聴取しました。

百地教授からは簡潔に平成17年の法案の問題点を示していただきました。人権侵害の定義が曖昧・不明確で深刻な「人権侵害」・「冤罪」を惹き起こす危険性がある。「言論の自由」を否定する危険な法律。平成8年に国会が「最大限尊重すべき」と付帯決議した「人権擁護推進審議会答申」から大きく逸脱している。個別法を制定することで対処可能ではないか。「パリ原則」や「国際規約人権委員会最終見解」を恣意的に解釈、援用している。人権擁護委員については日本国民とする明確な規定が必要。

山崎教授からは人権救済は個別の救済にとどまり、司法による人権侵害・差別の歴史・社会・制度的背景について、人権侵害の構造的解明やその抜本的な解決は期待できない。人権救済を専門的に担う新たな制度及び機関が必要。人権擁護委員は人権問題に幅広く対処するために、広範な問題を所掌する権限を付与するとともに、構成員の多様性が要求される。ただし、平成17年の法案が全ていいとは考えていない。

百地教授の主張は私と同一のもので、非常に“的を射た”意見を言っていただいたと思います。このあと議員から出た意見は、およそいままで議論されてきたものと同じような内容でしたが、きょうの会議も“推進派”からの「人権擁護法が必要だ」とその必要性を説く意見はでませんでした。

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