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鳥取県の検討 「窓口」の数が問題か

鳥取県人権侵害救済条例廃止OFF30
http://sports11.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1195625210/

人権救済に関する検討会議
http://www.pref.tottori.jp/jinken/jorei-kyusai_kentoukaigi07.12.18.html

91 たろ New! 2007/12/18(火) 17:24:28

県庁内の主だった部局の課長級で編成される会議体で、事務局は人権局で 主管は人権局長です。

先ずは知事の御挨拶がありましたが、少なくとも現行条例の施行や新条の案を2月とかの議会に提出するつもりは全くないようです。多分1年間く らいはたな晒しに成るのではないでしょうか。

で、2月の当初予算編成に向けて、現状(条例が停止されている)の中で予算 措置など、県の裁量で具体化していける施策について積極的に取り組んでい くということで、現状東部しかない相談窓口を東中西部の3箇所に設置する ということです。又、各部局(教育、福祉、など)でも一層の施策の充実を 図るということで、人権局が設置する窓口以外に関しては福祉施策の充実と いうことで特に気になる点はありませんでした。

窓口に関しては「県民室」の相談窓口と重複したイメージになるし、各部局 が掌握している窓口や市町村、民間団体の窓口機能とどう関わるのか、委 員会が指摘している本質のところではなく「新たな窓口」という枝葉の部分 での議論に終始しており、結局この人たちは見直し検討委員会で何を聞いて 何を考えたんだろうと疑問に思わざるをえませんでした。

見直し検討委員会が求めたのは、

新たな窓口ではなく、有効な窓口であって 、

新たな窓口で新たなたらいまわしによる新たな問題が発生する気がしますけどね。

すこし「えらいなぁ」と思ったのは、交流課の3箇所同時に通話できる電話 相談窓口の設置という案で、確かに語学が出来、各種専門知識を有した人材 の確保が困難な以上、一寸した気配りでサービスの改善は出来るんじゃない かなという気がしました。例えばTV電話機をつないで手話による相談を受け 付けたりといった、最近ではそれほどコストをかけないでサービスを向上す る手段は格段に増えているわけですからもっと有効に予算を活用してほしい ですね。

しかし、あの濃かった検討委員会の後にこの会議に出ると、なんだかやりき れない空しさを感じる今日この頃。確かに「福祉」とかそうした個別の面で は良いんですけど、「人権」について「不毛な議論になる」として取り上げ なかった人権局の姿勢がこの問題の全てを物語ってるんじゃないかなぁ。

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