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監査委員は第3者委員会に 限界あり

旧大和町の同和支部補助金支出:柳川市監査委、住民の「返還要求」棄却 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20071201ddlk40010646000c.html

 柳川市監査委員は30日、同市に合併する前の旧大和町が全日本同和会大和支部に別名目で補助金を支出した問題を巡り、同市の矢ケ部広巳市議が当時大和町長だった石田宝蔵市長に補助金の返還を求めた住民監査請求を棄却した。

 監査委員は「別名目で補助金を支出したことは説明不足など、妥当性を欠くが、違法であるとまでは言えない」とした。また「予算編成にあたり、慣習化した事案とみられるが、不適正な処理と疑義が生じた時は適宜、改善を求める」とする意見書を石田市長に提出することにした。

 旧大和町は97年度から02年度まで、県市町村職員退職手当組合負担金の中から、同支部に毎年450万円の補助金を支出していた。矢ケ部市議は10月初め、「同支部への支出を隠すような形になっており不当」とし、6年間で計2700万円の返還を求め監査請求していた。

 矢ケ部市議は「棄却されたことには強い憤りを感じる。ただ、不適正な支出と指摘されており、石田市長は市民が納得する説明をしてほしい」と話した。

〔筑後版〕

毎日新聞 2007年12月1日

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