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ハンナンと癒着行政を追い詰める

ハンナン裁判が結審 行政との癒着ただす
http://www.jcp-osaka.jp/2007/10/post_326.html
日本共産党大阪府委員会

2007年10月12日
 「解同」(部落解放同盟)につながる特定の業者と行政が癒着し、私物化された市政をただそうと、大阪・羽曳野市の住民が立ち上がった「ハンナン」裁判が十一日、結審します。二〇〇五年二月の第一回口頭弁論以来、十九回目となる、この日の裁判で審理を終えます。

 裁判は、四百三十六人の羽曳野市民が原告に名を連ね(〇四年十一月十九日提訴)ました。BSE(牛海面状脳症)対策を悪用した牛肉偽装事件で〇四年に逮捕・起訴された「ハンナン」元会長の浅田満被告が、羽曳野市と交わした二つの「契約」によって、市が損害を被ったとして、市民らは北川嗣雄・現市長にたいし、浅田被告と福谷剛蔵・前市長に損害賠償請求するよう求めたのです。
 しかし、現市政は、「訴えを却下せよ」と裁判所に申し入れたり、「契約」の内容や経過について一切情報公開しないなど、ハンナン擁護・市民敵視の姿勢に終始しています。
 裁判に取り組んでいる住民団体「ハンナン言いなり市政を許さない市民の会」の西村裕行事務局長はいいます。「裁判は単に過去の不正をただそうというものではありません。二度と再び、特定の業者いいなりの市政にすることを許さず、市民の声が届く当たり前の市政を取り戻すため。あすの市政と市民の暮らしがかかっているのです」

 裁判で問われているのは、二つの契約です。一つは、「浅田御殿」と呼ばれる三千坪の豪邸「聊娯亭(りょうごてい)」内の敷地一千坪をめぐる賃貸契約です。市財産区の所有地だったものを、財産区の管理者だった福谷市長(当時)が、月一万円という超安値で浅田被告に賃貸しました。
 もう一つは、同敷地内の別の部分、千九百六十三平方㍍をめぐる疑惑をです。もともと公有地だったものを、約三分の一の面積しかないハンナン系企業「日本マトラス」の所有地(七百十五平方㍍)と「交換」してしまったのです。
 市民らは、この二つの契約によって、市が一億四千五百万円の損害を受けたとしています。裁判に先立って、千四人の羽曳野市民が監査請求しましたが、市監査委員は、契約から「一年を経過したときは、請求することができない」という条文(地方自治法二四二条二項)をたてに、門前払いしました。
 市民らは、契約の無効と損害賠償を求めて立ち上がり、裁判を通して新証拠を次々示して浅田被告らの不法行為を立証。被告や市の主張を突きくづしていきました。
 ▽埋め立てをするには知事の認可が必要なのに、)認可を得ず勝手に「池」を埋め立てるなど、賃貸契約前に不法占有していた事実を、国土地理院の航空写真で証明。(第二回口頭弁論)
 ▽「交換」で浅田被告が得た土地は、市が取得した土地の二・七倍。差額は一億三千二百二十八万八千円を下らない。(第四回口頭弁論)
 ▽航空写真に基づいて作成した図面で、そこにあるはずの「池」の標高が周囲の道路より二から五㍍も高い四十七㍍だったこと、勝手に庭園に造成されていたことを指摘。(第八回口頭弁論)
 ▽契約について話し合ったとされる地元の協議は本当に開かれたのか―協議の議事録に添付された参加者三十人の肩書き、氏名、住所の筆跡が同一人物のもの。一年前に亡くなっていた人の署名・押印のある議事録もあったことが判明などなど。
 同会の湯浅省吾代表は「被告の羽曳野市は、ハンナンを守る口頭弁論を繰り返してきましたが、最後(十八回口頭弁論)の証人尋問でつじつま合わせをして逆に、不法占有と損害の実態が明確になってしまった。裁判を通じて明らかになったことを市民に広く知らせていきたい」と語ります。

 羽曳野市は、「解同」いいなりで赤字再建団体転落寸前だった市政を、公正・民主の津田一朗市政(四期十六年)が立て直し、市民本位の市政を進めてきました。
 この市政を転覆させたのがハンナン丸抱えの福谷前市長でした。
 ハンナン丸抱えで誕生した福谷前市政は、①ハンナン系幽霊会社に五十五億円分の公共事業発注②浅田被告への府有地譲渡・転売をお膳立て③ハンナン開発用地に隣接する赤字事業(九十億円)の凍結解除を大阪府に迫るなどハンナンいいなり政治を押しすすめ、〝お膳立ては羽曳野市、儲けはハンナン、ツケは市民〝の構図ができあがり、〝ハンナンの城下町〝と指摘されました
 市政の転換を求める広範な市民の怒りと草の根の力は〇四年の市長選挙で、杉山やよい候補を擁して、福谷後継候補(現市長)を四百七十七票差まで追い詰めました。


ハンナン裁判が結審 
http://www.jcp-osaka.jp/2007/10/post_329.html
2007年10月12日
判決は12月27日 原告代表が意見陳述

 市所有地をめぐって、牛肉偽装事件で逮捕・起訴された「ハンナン」元会長の浅田満被告の関連企業と羽曳野市との間で交わされた不法・不当な賃貸契約などについて、契約の取り消しと損害賠償を求めた住民訴訟の第十九回口頭弁論が十一日、大阪地方裁判所(廣谷章雄裁判長)で開かれ結審しました。原告団ら約六十人が傍聴しました。判決は十二月二十七日に行われる予定です。

 裁判では、①三千坪に及ぶ浅田被告の豪邸内の敷地一千坪を、市財産区の所有地だったにもかかわらず管理者だった福谷剛蔵・羽曳野市長(当時)が一九九九年一月から月一万円という超安値で賃貸していた②同敷地内の市所有地であった一部を、九九年九月に約三分の一の面積しかないハンナン系企業「日本マトラス」所有地と「等価交換」した─の是非が問われました。 住民らによる原告団は二〇〇五年二月の第一回口頭弁論以来、二つの契約が無効であり、これらの契約で市が被った損害賠償を浅田被告と福谷前市長に対し請求するよう北川嗣雄・現市長に求めてきました。被告側は、つじつま合わせに終始し主張は二転三転。裁判を通して被告らの不法行為が立証されてきました。 この日の口頭弁論では、「ハンナン言いなり市政を許さない会」代表で原告団長でもある杉山彬弁護士が意見陳述し、浅田被告と福谷前市長の癒着による異常な市政運営の実態を訴えました。 閉廷後、原告団は報告集会を開き、「実態が明らかになったのは大きな成果」「市政を監視し、歴史の歯車の逆転を許さずがんばろう」などと語り合いました。

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