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麻生支持の鳩山法相再任。人権擁護法案慎重見解はブレルカ?

鳩山法相:死刑執行のあり方巡り勉強会開催の意向
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070926k0000m040159000c.html

就任会見で質問に答える鳩山邦夫法相=首相官邸で25日午後8時31分、平田明浩撮影 福田内閣で再任された鳩山邦夫法相は25日夜、法務省内で記者会見し、死刑執行のあり方について「『この大臣はバンバン執行した、この大臣はしないタイプ』などと分かれるのはおかしい。できるだけ、粛々と行われる方法はないかと考えている」と述べたうえで、改善も視野に入れた勉強会を省内で設けたい意向を示した。

 死刑執行はその重大性を考慮し特に慎重を期する必要があるとされており、法相の命令が必要となる。鳩山法相の発言の背景は、執行が行われなかった杉浦正健元法相時代(05年10月~06年9月)と、計10人の執行命令書にサインした長勢甚遠前法相(06年9月~今年8月)など、法相の信条や宗教的理由で左右される現状に対する疑問があるとみられる。

 一方、再任が決まる前の同日午前にあった会見で「(死刑確定の)順番なのか、乱数表なのか分からないが、客観性のある何かで事柄が自動的に進んでいけば『次の執行は誰』という話にならない」などと述べたが、夜の会見では「乱数表などと言ったのは少し反省している」と表現を修正した。

毎日新聞 2007年9月25日

法務大臣初登庁後記者会見の概要 
http://www.moj.go.jp/SPEECH/POINT/sp070827-01.html
平成19年8月27日(月)
【就任あいさつ】
  恥ずかしながら,30年目に入っている代議士生活なのだと思いますが,29年経ったのかなと思うのですが,私は最初無所属で当選した28歳のときに,法務委員会に配属されていました。その頃の思い出は様々にあるのですが,その後,興味はあっても,特に法務行政に深くタッチをしたことは余りありません。したがって,皆さんの方が専門家でありましょうから,私はこれから懸命に修行をしなければならないと,こう思っています。
  法務行政についての私の基本的な考え方は,まず第一に,よく安全安心といいますが,本当に安心して夜道を一人で歩ける,そういう国でなければいけないと思っています。これは官邸での記者会見でも申し上げましたが,麻生太郎さんが外務大臣のときに『とてつもない日本』という本を書きました。その中で,彼は外国との様々な付き合いの中で,日本はすごいなと,外国人が日本にやって来ると,若い女性が一人歩きをしていると,この治安の良さはすごいなと,こういうふうにほめてくれると。日本というのはそういう国なんだと,こういうことが書いてあるわけです。ところが,昨今の子の親殺し,親の子殺し,あるいは,外国人による犯罪,犯罪の低年齢化,場合によっては組織的な犯罪,知能犯罪,何か昔の治安だったら世界一だ,安全安心は世界一だと言える状況がちょっと狂ってきたという部分があります。そういう意味では,「世界一安全な国,日本」というものの復活,このために,私もかつて文部大臣をやりましたが,文部科学大臣による教育の成果とも連携に密接すると思いますが,そういう国を作りたい。やはり国として元気であるかというのは,非常に重要であります。私はチョウの研究者ですから,東南アジアのチョウの図鑑を発行しようとしているのです。そんな関係で,年2回ぐらいは,当分行けそうにありませんが,フィリピン,インドネシア,マレーシア,シンガポール等を歩いてきました。非常に所得水準は低い。フィリピンのレイテ島では1日10円の収入があれば十分暮らせるといいますか,干し魚とご飯だけという食事を延々と続ける,そういう方々とも行動を共にしました。ですが,履く靴がなくて,はだしであっても,何で表情が明るくて元気なのかと,私は東南アジアに行く度に日本人は元気がないなと,何かそういうことを感じていまして,やはり元気な国を作る,人生を満喫しているような東南アジアの方々に対して,日本人は何かこう悩み事が多すぎるのではないかと,そういう感想をいつも持っていました。そういう中で,もし治安がこれ以上悪化するようなことがあれば,ますます日本は元気のない国になってしまう,そういうことで,治安回復という大仕事をやりたい。
  それから,犯罪被害者の保護,支援ということに関しては,被害者が裁判に参加できるとか,いろいろやりましたが,特に力を入れていきたい。
  それから,司法制度改革ということについては,やはり司法というものが国民に身近なものに感じられる必要があるだろうと。正直言って,私も法曹三者のどれでもありませんから,司法の世界というのは何かどこか遠い所にあって,怖い存在です。ロッキード裁判で私は証人になったのです。そのときに,田中角栄先生が被告席に座っておられて,どきどきして証言をした。「名前をおっしゃってください。どちらにお住まいですか。住所を言ってください。」などという態度ではなくて,「証人,前へ出なさい。名前は,名前。住所。」。そういう裁判に参加して,私は,これでは裁判というのは余り身近なものにならないなと。そういった意味で,司法制度の改革というものは,法テラスのようなものも整備されていますけれども,この整備を進めなければなりませんが,裁判員制度はもう1年半後なのです。我々が子供のころ,アメリカ製のテレビドラマを見ていると,陪審員というのが出てきて,有罪だとか無罪だとかとやっているのを見て,アメリカの法制度はぜんぜん違うのだなという意識を持っていました。何も外国のまねをするのがいいわけでないが,日本もそういう観点から裁判員制度を導入することになりました。まだまだ先かと思ったらもう1年半後です。そういうことですから,これは私だってまだ十分に理解できていないぐらいです。ですから,うんと広報,啓発,模擬裁判等をやって,国民によく分かる,裁判員をやってほしいと言われた国民がおじけづかないような,そういう広報,宣伝が必要だろうと。
  それから,テロです。これは,新しい犯罪といっても,古くて新しいものでしょうけれども,やはりテロの恐怖というのがありますから,テロ対策というのは全力でやらなければならない。入管業務とテロの関係というのは非常に密接です。ですから,今度,外国人に指紋を押させたり,顔写真を撮ったり。実は,私の女房が結婚する前はオーストラリア国籍で,外国人登録証を持っていました。そんなことで,指紋,顔写真は,これからやはりきちんとやらなくてはならないと思います。テロは恐ろしい組織があって,それがその精鋭部隊を日本に送り込んでくる可能性があります。みんな変装をするため,非常に分かりにくいそうです。日本でも,観光立国に力をいれるといって,大変な数の外国人が毎日やってくる中で,見分けるのは難しいのだと,こう言われてますが,テロに関しては,入管行政もうんと厳しくやらなければいけないだろうと,こう思います。
  それから,刑務所不足といいますか,刑事施設に人があふれてしまうというようなことがありますから,これは収容施設がちゃんと増やせるように努力しなくてはいけない。そんなことで,私は努力をしてまいります。
  例えば,不法滞在者半減という政府目標がございますので,不法滞在者にもいろいろな種類があるとは思いますが,場合によっては,不法滞在者が犯罪の温床になるというようなことがあるものですから,出入国管理対策関連において,在留許可の問題とか難民の認定とかにきちんと務めていかなくてはならないでしょう。
  それから,組織的犯罪処罰法,サイバー犯罪の条約もあります。条約が入れない状況,国内法がないから入れないというのは情けないことであって,これはきちんとやらなくてはならないだろうと思っていまして,来年,サミットに並行して,法務大臣・司法大臣サミットみたいなものが同時に開催されるときに,まだ国内法がないので,条約締結していないということでは非常に困るので,一生懸命やっていきたいと,こう思っています。
  私には,似合う大臣ポストであるかどうかというのは,自分でも必ずしも自信があるわけではありません。ただ,私は昔から正義感だけは強いし,清潔を旨としてやってきましたから,犯罪など絶対許さないと,そういう気持ちでやってまいりましたから,良い法務大臣になれるようにがんばりますので,マスコミの皆さんの暖かい御指導,よろしくお願いします。

【安倍改造内閣等に関する質疑】
Q: 大臣がお話になったことと共通すると思うのですが,今回の御自身の入閣について,当初予想されていたかということ,そして,今お話にもありましたし,官邸での会見でもお話にありましたが,大臣御自身は,教育とか環境の専門だけれども,それに比べると法務行政について詳しくないということで,そうした中での法務大臣としての入閣について,どのように受け止めていらっしゃるかという質問が一点。もう一点は,安倍内閣全体について,内閣支持率が低い中,参議院では与野党が逆転しているという非常に厳しい責任を強いられている改造内閣で,今回の人事発表されたわけです。この安倍改造内閣について,今回の人事の配置について,鳩山大臣は,どのように全体として受け止めていらっしゃるのか,その2点をお聞かせください。

A: 法務大臣というのは,余り全く予測していなかったポストではあります。ただ,環境大臣はどうかという検討もあったのではないかと思うのですが,私は,環境革命とか,自然との共生,非常に激しい主張を持っているものですから,環境大臣をやると今の環境省とうまく折り合っていけるかという問題はありますと。それは安倍総理に申し上げたのではなくて,私はいろいろなところで今まで言い続けてきているものですから,その辺が配慮されて,環境大臣をやらせるのは酷だという,こういう思いもあって,法務大臣になったのかなという感じがします。法務省は歴史と伝統のある正義のための役所ですから,こんな私の若干の重みを感じて任命をしていただいたということは,これは有り難いことだと思います。
  それから,この内閣は,内閣全体が非常に厳しい状況の中で船出をするわけですから,本当に一丸になって,この難局を乗り切っていかなければならないと,こういうふうに思っています。そういう意味では,いい意味の緊張感が満ちあふれています。よく内閣の顔ぶれをもって,それを評価するという悪い癖が,評価したくなる気持ちは分かりますけれども,悪い癖があります。我々もよく自分が閣内にいないときは,今度の内閣のこんな顔ぶれはあれはどうだ,こうだなどと,品定めをしてしまうものであります。でも,やはり政治は国民のためであって,あるいは,人類社会のためであって,そういう意味でいうと,今日,安倍さんがつくられた党三役,この内閣の布陣を私はかなり立派だと思うけれども。それをただ論評するのでなくて,2か月,3か月の仕事ぶりを見て,判断をしてもらいたいという気持ちがあります。私自身は,いろいろな政界を1周してきた人間でもありますから,民主党が政局ばかりでなくて,きちんと政治をやってくれるならば,私は兄弟のパイプも生かしていきたいと,こう思っています。

【総理からの指示に関する質疑】
Q: 組閣の関係で,安倍総理から,特に指示というか,これをやってほしいとかというような指示を受けたことがあったら,お聞かせ願えますか。

A: あります。安倍総理からの指示は,一つは,裁判員制度の導入をやるので,国民に身近で頼りがいのある司法というものの実現に向けて,司法制度改革を頑張ってくださいと。それから,「世界一安全な国,日本」の復活のために努力してくださいと。「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」等の実施に全力をあげてくださいと。再犯防止対策で,犯罪者の矯正・保護の改善・充実等に力を入れてくださいと。不法滞在者を半減させる政府目標の達成に向け,出入国管理対策の一層の強化を進めて,人権や人道に十分最大限配慮した上で,在留許可とか,難民認定の運用をやってくださいと。組織的犯罪処罰法案,先ほど,条約との関係を申しましたが,早期成立に努力をしてくださいと。これだけです。

【死刑制度に関する質疑】 
Q: 死刑制度に関してなのですけれども,杉浦元大臣は最後まで署名をしなかった,一方,長勢前大臣は10人執行をしておりますけど,大臣は死刑の執行ということについて,どのようなお考えをお持ちですか。

A: 死刑制度というものを廃止すべきではないかという意見もありますから,その辺と合わせてお話をしますと,私はまだ就任早々で,持論を展開するのは,居並ぶ法務官僚の方が心配するかもしれませんけれども,やはり刑法,そして刑罰というものは,もちろん「懲らしめ」という意味がありますよ。しかし,もう一つは,犯罪の未然防止という重大な意味があるわけでしょう。ですから,凶悪な犯罪を犯せば死刑になって命が絶たれるのだということは,凶悪犯罪の未然防止に対して果たしている役割は,私は大きいと思います。ですから,死刑制度そのものをなくせという意見に,私はくみさない。それだけの恐ろしい凶悪犯罪が世の中に,現に存在をしているということです。これは極東国際軍事裁判とは話が違いますから,余り批判すべきではないけれど,現に今,日本の刑事法体系の中で,そういう処理をする,つまり,凶悪犯罪を犯せば,死刑になるよということをきちんとしておく必要があるだろうと。裁判所が死刑であると,これは裁判官といってもいいかもしれないけれど,これだけ凶悪なものについては,死刑を相当という判断をする,これは政治でも行政でもない独立した司法権がそういう判断をしたとすれば,これは,慎重に判断しなければなりませんが,重く受け止めなければならないというふうに,私は考えているのです。国民世論というものも大事ですけれど,世論も皆さん御承知のように,死刑制度に関しては,死刑制度はない方がいいという人は,かなりごく少数派で,あった方がいいという人の方が多いし,むしろ,そういう数字が年々増えていると。それだけ凶悪犯罪が目立っているということでもあるわけですから,私は著しく凶悪な犯罪を犯した人に,死刑を科するということを裁判所が判断すれば,これは重んじます。


【人権擁護法案に関する質疑】
Q: 長く懸案になっている人権擁護法案というものがあると思うのですが,その法案についてどうお考えなのかということと,基本的なスタンスをお聞かせください。

A: 人権擁護法案の問題は,私自身,もっともっと検討をしなければいけないというふうに思っています。やはり自民党内がまとまっていません。賛成・反対,様々な意見を聞かされるとそれぞれ一理あります。ですから,この法案は,小泉解散で廃案になって,その後は提出されてないのでしょう。与党の意見が割れているわけですから,与党の意見がまとまっていくようなことであるならば,私も積極的に関与しようと思っています。今は,そういう状況になかなかならないようですし,また,総理御自身もいろいろな思いをお持ちなのだろうと,こう想像しています。多分,マスコミの皆さんにもいろいろなお考えがあるでしょうから。



【指揮権発動に関する質疑】
Q: 検察への指揮権ということについてお伺いしたいんですけれども。法務大臣には指揮権執行がありますけれども,大臣として,どのようにお考えであるとか,個別事件に対して,指揮権なりを場合によっては使用するということもお考えとしてあり得るのかということについて,お伺いしたいのですけども。

A: 私が高校のころに,造船疑獄でしたか,あれは,犬養法務大臣の指揮権発動,私の高校時代の話ではありません,もっと私の小さいころですから,高校時代にそれを題材にした,『巡査の子』という,有馬なんとかさんの書いた本を読んだことがあります。指揮権発動は,すごいことなのだというふうに思った記憶があります。私は,法務大臣というものは,検察庁というものと密接な関係にあると思います。したがって,一般的な指揮権というものが認められている,あるいは,個別事件に対して検事総長に対する指揮権というものが認められているということです。やはり,今,日本は法曹一元という中で,もちろん検察官の皆さんは,偉い仕事をしていますけれども,検察庁という組織は,裁判所と密接な関係にあるから,司法権の独立ということの反射的な効果は,検察庁にも及んでいるというふうに,私は思っているのです。ですから,軽々に指揮権発動ということは考えてはいけないと,自らを戒めています。

【取調べの録音・録画に関する質疑】
Q: ここ最近なんですけれども,鹿児島の選挙違反事件を始め,何件かのえん罪事件があって,先日,そういう捜査の在り方について,最高検察庁で改善策というものを出したのですが,そういう捜査の在り方についてと,もう一つは,それとの関連で,取調べの場面を録音・録画するという,取調べの可視化という議論が日弁連や野党の方から出ていて,検察は,今,裁量で裁判員制度に向けた立証対策として,一部の可視化をやっているのですけども,その全面的な可視化と,もちろん警察庁の方から反論はあるのですけども,その件に関して御意見がありましたらお願いします。

A: 私は,まだそうした事柄は,細かく把握をしていませんから,今日のところは,コメントは控えさせていただきたいと思いますが,やはり検察庁というところが,愛される検察というのはちょっとなかなか難しいかもしれないけれど,やはり信頼される検察でなければならないから,捜査等の在り方については,いろいろ精査をして,世の中から批判されることのないように努力したいと思います。

【民法改正等に関する質疑】
Q: 家族関係の話になるのですけども,ちょっと前に,300日問題という,世間的に関心を集めた事柄があって,離婚した後300日以内に生まれると,前の夫の子になるという規定について,とりあえず,長勢大臣時代に通達を出して,一区切りついているのですが,政調会長合意というのが残っていまして,それについて,一応大臣のお考えと,あと,それに関連するのですけど,夫婦別姓を含めた民法の改正案というのを,野党がずっと出し続けているということもあって,それをまた出すとか出さないという話が出ているのですが,大臣のいわゆる夫婦別姓を含めた家族感というか,どういうふうにお考えなのかという点をお聞かせください。

A: 300日の件ですが,これも与党で意見を完全にまとめてくれないといけないというふうに思っていて,様々な意見を聞くと,両方とも,もっともに聞こえる部分があるし,離婚後300日以内に生まれた子供を,その前の夫の子であるという推定でしょう。それを外すと,婚姻期間中に浮気をしていてもいいのみたいな話にもなりやすいから,これは党で意見をまとめてもらわなければ困るなと。それから,夫婦別姓は,私,実は迷うことがあるのです。基本的には,日本のやはり伝統という意味では,夫婦同姓だと思うわけです。中国などに行くと,どの人とどの人が夫婦だかよく分からなかったりしますから。やはり日本人は一つの家族が同じ名字を持つというのは,日本文明というのは,世界に冠たる優秀な文明ですから,それを打ち破るだけの現代的要請があるかどうか,その辺の比較考量をしなければいけないのではないでしょうか。私は,感覚的には,日本文明の一部として,いいものではないかと。不易と流行という言葉があるではないですか。夫婦同姓というのは,その不易の部分にあるのではないかという気がするのです。ですから,流行の部分で,別姓を認めないとだめだよという部分が,そこまで強いとは思っていないのですけれど。私の人生の中で,いろいろな議論を読んでいて,私も考えて別姓の方がいいかなと思ったこともあります。別姓というのも一つの考えだなと思ったこともありますけれど,やはり日本文明の良さの一つではないですか。

【選挙資金団体の事務所費に関する質疑】
Q: 先ほどの官邸の会見でもお話になられましたが,選挙資金管理団体の事務所費の問題につきまして,先ほど,大臣は内訳や金額について,余り把握をしていらっしゃらないということでしたが,その後,何かしらの情報を耳にしていらっしゃいますでしょうか。

A: あれからずうっとそういう時間なくここまできていますから,特に調べてはいませんが,2005年,つまり私が選挙区を移ったとき,あのときに実は実質事務所が3つあったと思うのです。私は選挙区を2度変えるという非常に変わったことをやっています。東京第2区,東京第18区,そして,福岡第6区と移っていって,東京第2区で20何年,選挙をやってきていますから,そこに事務所を借りています。それから,東京第18区ということで府中に事務所を借りています。それで,今度は,福岡第6区の久留米に事務所を借りたという事柄があって,事務所費が膨らんだのではないかと,私は思っています。いずれ,その辺はまた事務所の者とよく話をしますけれど。

(以 上)

 

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