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同和会補助金不正支出 柳川

旧大和町 同和団体隠し補助金 97-02年度 名目偽り2700万円
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070921/20070921_015.shtml

 福岡県の旧大和町(現・柳川市)が、1997年度から2002年度にかけて、県市町村職員退職手当組合負担金の名目で、全日本同和会大和支部に年450万円、計2700万円の補助金を支出していたことが20日、分かった。約30年前から続いていたとみられ、市議会からは、使途を偽った不明朗な支出に批判の声が上がっている。

 同町では、職員の退職金を積み立てる同組合への負担金数千万円に「その他」項目として、同支部への補助金分を上乗せして予算計上していたという。

 柳川市議会の9月定例会の一般質問で指摘を受け、同市が当時の財政課長などから聞き取りを行った結果、不明朗な支出が判明した。市は「30年ほど前から慣例として続いていた」と認め、「担当職員が同支部への補助金を明示するのをためらったのではないか」などとしている。03年度以降は「地方振興費補助金」などと使途を明示するようになり、現在は年350万円を支出している。

 議会からは、当時大和町長だった石田宝蔵市長の責任を追及する声も上がっている。

 石田市長は「全く知らなかったが、名目を隠したと取られても仕方ない。公金支出としては好ましくない」と話した。顧問弁護士らと協議のうえ、近く議会側への説明を行う方針という。

=2007/09/21付 西日本新聞朝刊=

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