「戦死」の意味
NHKスペシャル「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~」
8月12日(日)総合・後9:00
http://www.nhk.or.jp/nagoya/kitaro/index.html
http://www.nhk.or.jp/sengo62-blog/300/
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/
日本の戦史を通じて最大の「闇」というべき存在「731部隊」。
日中戦争のさなか中国東北地方・ハルビン市郊外に作られたこの部隊では、
石井四郎中将のもと旧日本軍の医師たちが、多数の中国人やロシア人捕虜などを
「マルタ」(材木の意)と呼んで生体実験の材料に使い、細菌兵器の研究が行われた。そしてその研究成果をもとに、旧日本軍は細菌戦を行った疑いが指摘されている。実際97年に放送した「ザ・スクープ」の取材でも、旧日本軍航空班員が中国都市の上空で、飛行機からペスト菌を持ったノミを散布したことを認めている。
このように、これまで断片的にしか伝えられてこなかった「731部隊」の実態に
更なる新事実が発見された。中国で発見された関東軍の極秘文書の中にあった
「特移扱」の文字。「防諜」の判が押されたこの文書は、ソ連のスパイとして逮捕した中国人を「特移」することを決定したものだという。
「特移」とは、731部隊に身柄を送ること。そしてそこには司令官・部長・課長ら5人の印鑑やサインが残されていた。すなわち、細菌兵器の実験台に逮捕者などを送ることは、731部隊の独断で行われていたのではなく、当時の軍全体の組織的関与をもって、行われていたことになる。これを明確に裏付ける可能性のある文書が見つかったのだ。
http://www.fujitv.co.jp/gen/index3.html「はだしのゲン」
この作品は、漫画家、中沢啓治氏(68)が自身の被爆体験をもとに戦争への怒りと悲しみ、そして命の大切さを、広島のある一家族の物語として描いた自伝的物語です。1973年に「少年ジャンプ」で連載が開始され、その後、汐文社、中央公論新社、集英社ジャンプリミックスから単行本が出版されて、累計で約650万部のベストセラーになっています。そして今では英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、イタリア語、タイ語、タガログ語、エスペラント語に翻訳され全世界で読まれているのです。また今年4月にウィーンで行われた核拡散防止条約再検討会議の準備委員会では、日本政府代表団が、英語版の漫画『はだしのゲン』を配布し、アニメーション作品を上映して核軍縮を訴えたことが報道され、作品の持つ力があらためて認識されました。
この『はだしのゲン』ですが、実はテレビドラマ化は今回が初めて。戦争を舞台に“親子の愛”という普遍的なテーマを重厚につづった、まさに戦争物語の古典とも言えるこの名作を、2夜連続、計4時間の大スケールで描きます。
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