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鳥取県部落解放月間 人権意識の高まりに寄与してるか

2007/8/4 土曜日「同和研修」で、こころの教育?
http://946y.sakura.ne.jp/?p=787
久代やすとし日本共産党鳥取県日南町議

おととい町の職域同和研修にでかけてみた。いつも議会で同和事業の終結を提案しているので、現場での「研修」がどんな内容なのか、またみんなどう考えているのか対話してみたかったからだ。
最初にビデオ映像により問題提起する。そしてグループでそれを観た感想を語り合うという運び。
ビデオの内容に意義あり!だった。だって、「あなたにとって身近な人権問題とはなんですか?」と問われた女性が、「男女差別や、障害者差別です」と答えたら、「なぜあなたにとって同和問題や、部落差別が人権問題にならないのですか?関心がないのですか?」と再質問され、部落差別に関心がないことを否定されるからである。
これって、「部落差別をはじめとするあらゆる差別の解消のために」という日南町の人権条例そのもので、どうみてもおかしいのだ。
グループ討議では、「部落差別は、目に見えない差別意識だから怖いのだ」という意見があり、こころの問題になってしまっている。
この考え方には人を疑ってかかる発想がある。つまり部落出身者以外は、差別者になるという前提だ。そんなこころの教育は、どうみてもおかしい。
やっぱり教育は信頼の上にしかなりたたない。そんな会でした。

http://www.pref.tottori.jp/jinken/burakukaihou-gekkann.html
7月10日から8月9日は“部落解放月間”です!
 “部落解放月間”は、「同和対策事業特別措置法」が施行された昭和44年7月10日を記念して、鳥取県が翌年の昭和45年に制定しました。

 7月10日から8月9日の期間中、鳥取県では各市町村や関係機関と連携しながら県民一人ひとりが同和問題を正しく理解し、認識を深めていただくよう、講演会や研修会の開催など様々な啓発活動を行います。
 皆さんも、この機会にぜひ県内各地で開催される催しにお出かけください!!

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