« 不公正な同和行政の完全終結を | トップページ | 長野県御代田町 人権政策課長の自殺の原因は? »

同和行政が後退するのは認められない

部落解放同盟大会:運動方針案に外部の「提言委」設置
 部落解放同盟の第64回全国大会が3日、東京都千代田区の九段会館を主会場に始まった。昨年、大阪や奈良などで解放同盟支部幹部らが逮捕・起訴される事件が相次いだことを受け、07年度運動方針案には、外部の有識者でつくる「提言委員会」を設置するなど、組織の総点検と改革を進めることが盛り込まれた。

 組坂繁之委員長は冒頭のあいさつで一連の不祥事に触れ「長い部落解放運動の歴史に大きな汚点を残す残念な事件であり、原因を徹底的に解明しないといけない。提言委員会を設け、外部からも厳しい批判を受けていきたい」と述べた。大会は4日まで。

毎日新聞 2007年3月3日 11時31分

信頼回復へ取り組み強化 部落解放同盟が全国大会
 部落解放同盟の全国大会が3日、東京都内で始まり、元支部幹部らによる不祥事が相次いだことを受け、信頼回復に向けて組織の点検に取り組むことなどを盛り込んだ2007年度の運動方針案が提案された。4日に採択される見通し。

 解放同盟をめぐっては昨年、飛鳥支部(大阪市)の元支部長による財団法人「飛鳥会」を舞台にした横領事件が発覚。さらに、奈良市支部協議会の幹部だった奈良市職員が5年間で8日しか出勤せず、入札制度をめぐる交渉で立場を利用して市職員に圧力をかける事件も表面化した。

 大会で組坂繁之委員長は「歴史に汚点を残す恥ずかしい事件だ。われわれの運動は人間の尊厳を求める闘いであり、利権を目指すものではない」と強調。一方で「不祥事をきっかけに同和行政が後退するのは認められない」と訴えた。

(共同)

|

« 不公正な同和行政の完全終結を | トップページ | 長野県御代田町 人権政策課長の自殺の原因は? »

んー何だか」カテゴリの記事