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福岡県 加配の適正化へ

 公印省略
                               18教教第3709号
                              平成19年3月28日
各市町村(学校組合)教育委員会教育長 殿
                    福岡県教育委員会教育長

教育関係団体を通じた業務等の服務管理について(通知)

 教職員が、各地区人権・同和教育研究協議会等教育関係団体(以下「関係団体」という。)を通じて情報収集等の業務に従事する場合には、学校教育活動との関連性を明確にしつつ、適正な服務管理をお願いしてきたところです。しかし、本年度、複数の学校の服務整理諸帳簿等を確認したところ、一部の出張用務に関係団体業務への従事とも受け取れるような記載や、特定教育による校務担当者会議等への過度の出張など、服務上整理を要する問題が見受けられたところです。
 今後は、下記に留意し、学校教育活動に対する保護者等の信頼を損なうことがないよう、貴管下学校長に対し徹底した服務管理を指導願います。

1 学校教育活動と連携した関係団体であっても、事務局担当者会議など当該関係団体の企画・運営に関わる業務を含む用務については、旅行命令は発せられないこと。

2 出張用務については、具体的な内容を旅行命令簿に記載し、当該学校の学校教育活動であることが明確であること。

3 特定教員による過度の出張状況があった問題を踏まえ、校務分掌による担当者会議など定例的な会議等については、公務遂行上の必要性及び児童生徒への指導時間を確保する観点から、適正な運営に努めること。

 公印省略
                               18教教第3710号
                              平成19年3月28日
各市町村(学校組合)教育委員会教育長 殿
                     福岡県教育委員会教育長

教員加配定数の活用計画等について(通知)

 教員加配定数(以下「加配」という。)については、配置の趣旨に沿った効果的な活用を図るとともに、その活用内容については保護者等へ周知するなど、加配を活用した教育活動に対して理解を得るための取組も重要であります。
 そのため、加配配置校にあっては、下記に示す各事項について取り組むとともに、活用にあたっては、平成19年3月28日付教教第3709号通知「教育関係団体を通じた業務等の服務管理について」に留意されるよう、貴管下学校長に対し指導願います。
 なお、加配配置校に対しては、これまで以上に詳細な活用状況調査を実施することとしており、本通知による取組が行われていない場合や活用の状況によっては、翌年度の配置は行わないこととなりますので申し添えます。

1 加配の活用内容の明示
 「年間指導計画書」に加配毎の項を作成し、加配の趣旨に沿った特段の活用内容を記載すること。

2 加配の活用に取り組む校内組織の明示
 「校務分掌表」において、加配の活用に取り組む校内組織を明示できるよう工夫すること。

3 加配の効果の検証
 年度末において加配の活用実績を作成し、加配の効果の検証を行うこと。

4 保護者等への周知
 上記の内容について、保護者等に説明する機会を設けるなど、積極的に周知すること。

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