雇用の実態のない職員 奈良市
■闇の正体「嘱託職員に“ヤミ専従”疑惑」
2007/01/18 毎日放送:VOICE
http://www.mbs.jp/voice/special/200701/18_6459.shtml
【告発文書より】
『市の建物の2階は、部落解放同盟奈良市支部協議会の事務所で、嘱託職員に『闇専従』の疑いあり』
疑惑の内容は、市の嘱託職員である部落解放同盟の幹部が、本来の職場に行かずに、解放同盟の事務所に入り浸っているというものだ。
しかも、市はこれを黙認し、給料を支払っているという。
私たちのもとには、この文書だけでなく、奈良市の現職職員を名乗る複数の人物からも、同様の指摘がメールで寄せられていた。
大阪市で明らかになった、労働組合幹部の「ヤミ専従」。
疑惑が本当なら、まさに同じ構図である。
しかも、奈良市の業務とは関係のない部落解放同盟にヤミ専従していたとなれば、事は更に重大だ。
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問題の解放同盟幹部は3年前、奈良市役所別館のある部署に採用された。
別館は3階建てだが、市の部署が入っているフロアは1階のみ。
2階には、部落解放同盟奈良県連の奈良市支部協議会という組織の事務所が間借りしている。
解放同盟幹部は、本来の職場である1階にはおらず、2階の解放同盟の事務所でほとんどの時間を過ごしていたという。
そして、奈良市もそのことを知りながら、毎月およそ10万円の給料を支払っていたとみられている。
私たちが取材を始めていた、2006年12月。
疑惑は、市議会でも取り上げられた。
<共産・西本もりなお市議 ~市議会にて>
「週1回程度の出勤状態になっているのではないか、という話も聞いている。市民の理解を得られるよう、しっかりと調査をしていただきたい」
<共産・西本もりなお市議>
「ほとんど雇用の実態のない職員を引き続き採用するのは、普通考えられない。やっぱり、奈良市と解放同盟の関係。密接な関係を続けるというところからきているのではないか」
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