« 弓矢人権裁判の終結にあたって | トップページ | 大マスコミのタブー無き報道を続けて求める »

奈良市の滞納・職員 料金値上げへの抗議とは

asahi.comトップ > マイタウン > 奈良
市、給料差し押さえ検討/公共料金滞納で
2007年01月16日

 ●奈良市職員17人の公共料金滞納、全体の約1割占める

 ●滞納者「ローン支払い苦しい」

 公務員による公共料金の滞納が社会問題化する中、奈良市でも職員17人が市営住宅家賃と保育園の保育料など計約5853万円を滞納していた。市全体の滞納総額の約1割に及ぶ。滞納の理由は、料金値上げへの抗議の意思表示、借金の返済や家のローンの支払い、教育費に困っているなど様々。市幹部は「全体の1割にも及ぶとは思わなかった。申し訳ない」としている。

 市の調査によると、昨年12月時点の公共料金の滞納は別表の通り。

 市営住宅の家賃滞納者は14人。うち9人は公営住宅法改正に伴い同住宅の家賃が値上げされたことを不服として、98年4月以降、値上げ分の支払いを拒否。市は旧家賃を含めて計約4690万円を滞納とみなしている。市は9人に支払いを求めて提訴し、昨年11月に市の勝訴が確定した。

 市住宅課は昨年末、この9人に対し、今月12日を期限として「納付しなければ、給与の差し押さえなどの強制執行をする」との督促状を送付した。残り5人は支払う意思を示し、分納などの相談を市に持ちかけている。

 市営住宅の駐車場料金の滞納者は1人しかおらず、昨年末に全額を納付したという。
 保育園の保育料滞納者は2人いた。02年4月の料金改定を不服として支払いを渋り、うち1人は旧料金だけを納めて、値上げ分を滞納している。市保育課は今月中に督促状を送り、納付されなければ給与の差し押さえを検討するという。

 公共料金以外でも、固定資産税など税金の滞納が明らかになっている。

 市納税課によると、職員12人が01年度以降、固定資産税と軽自動車税の計約135万円を滞納。同課は、支払いに応じない職員5人に対して今月分の給与から差し押さえる方針だ。

 市によると、滞納の理由として、職員は「ローンの支払いもあり家計が苦しい」「子どもの教育費に困っている」などと弁明しているという。

 平岡譲・市長公室長は「市民の模範にならなければならない市職員が、どんな事情であれ納付を怠っているのは遺憾だ。それぞれの担当課で厳正な対処をしていきたい」と話している。

|

« 弓矢人権裁判の終結にあたって | トップページ | 大マスコミのタブー無き報道を続けて求める »

つれずれ」カテゴリの記事