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「交渉の場でも話す」と迫ったという

長期休暇の奈良市元職員、強要容疑で県警が聴取へ
 奈良市環境清美部の元職員の男性(42)(懲戒免職)が5年間に8日しか出勤していなかった問題で、奈良県警は近く、強要の疑いなどで元職員から事情聴取する方針を固めた。

 元職員は、奈良市が談合防止のため、10月からの実施を決めていた郵便による入札制度の拡大に「横やり」を入れて延期させており、県警は市職員らからも事情聴取を進める。

 調べや関係者の話によると、元職員は実質的に土木建築業を営んでいる。今年8月、市が10月から舗装や造園など3業種に、郵便入札制度を導入することを市議会に報告した数日後、担当課に「知らされていない。なんでおれらのような個人業者にまで、制度を広げるんや」などと強く抗議した。さらに、「部落解放同盟奈良市支部協議会」と市との「交渉の場でも話す」と迫ったという。

 この際、担当課の職員は「威圧感を感じた」とも話している。県警は郵便入札を防ぐため、元職員が圧力をかけたとみている。

(2006年11月8日3時1分  読売新聞)

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