「病欠」職員が交渉出席 奈良、日常的に市役所へ
<奈良>市職員「病気休暇」 5年で出勤8日だけ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000007-abc-l29
奈良市役所に勤める40歳代の男性職員が、「病気」を理由に休暇や休職を繰り返し、ここ5年間で、たった8日しか出勤していないのに、給料をほぼ満額もらっていたことがわかりました。
職員は、休職制度や職員共済組合などの補填制度を利用して、5年間、給与や補填金をもらい続けていました。この職員は、市環境清美部に勤める40代の男性職員で、奈良市人事課によりますと、去年12月に1日だけ出勤した後、今年は1日も出勤していません。有給休暇のほか、年明け2月、4月、5月、8月とそれぞれ別の病気の診断書を提出して病気休暇を取っていました。また、書類が残っている過去5年間の資料を調べたところ、同様に病気休暇や休職を繰返し、5年間の出勤日数はたった8日でした。しかし、職員は、市や職員共済組合などの制度を利用して給与の満額から8割相当を受け取っていました。奈良市の巽人事課長は、「現在の奈良市の制度上は、適法な措置であるという考え方をしておりました」と話しています。市の規則では、給与の満額が支給される病気休暇のほか、給与の一部支給や無給での病気休職がありますが、職員互助会などからの補填金で、2年半に渡って、給与の満額から8割相当を受け取ることができ、職員はこの制度を利用して、出勤・休職を繰返していました。
(朝日放送) - 10月18日
「病欠」職員が交渉出席 奈良、日常的に市役所へ
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2006102001000303
病気を理由に5年余りで8日間しか出勤していなかった奈良市環境清美部の男性職員(42)が、この期間に部落解放同盟の幹部として市側との交渉に何度も出席していたことが20日、分かった。
市人事課は「職員との認識はなかった」とし、解放同盟側は「退職していると思っていた」としているが、市のずさんな人事管理が問われそうだ。
市人権・同和施策課などによると、職員は2001年9月、部落解放同盟奈良市支部協議会の副議長に就任。市長らが出席する年1回の全体交渉のほか、課題別の交渉や協議のため、日常的に市役所に来ていた。
同課は「既に退職していると聞いていた。病気をしているように見えなかった」と話している。
人事課が今月、職員に「(病気休暇は)虚偽の申請ではないか」とただすと、「そのように受け止められても仕方ない。反省している」と答えたという。
5年間で出勤8日 奈良市職員、病気を理由に 奈良市の環境清美部に勤務する40歳代の男性職員が病気を理由に休職・休暇を繰り返し、ここ5年間の出勤日数が8日しかないことが18日、わかった。同市は、人事院が今月13日、病気休職・休暇の期間が計3年を超える国家公務員について、免職などにできる分限処分の指針を打ち出したことを受けて調査しており、男性職員の処分を検討するという。 奈良市によると、男性職員が最後に出勤したのは昨年12月23日。今年に入って年次休暇、病気休暇を相次いで取って1日も出勤していない。2、4、5、8月にそれぞれ違う病名で診断書を提出、休暇を取り直していた。同市の規則では、ひとつの病名で90日間の病気休暇を認めており、給料は満額支給されている。 人事院が打ち出した分限処分の指針では、3年間の病気休職・休暇が満了しても職務に就けない場合は、医師2人の診察を経て処分を判断する。同市人事課では「国の指針に基づいて、処分を検討していきたい」としている。
2006年10月18日
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