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芦原病院問題 不透明な金の流れと責任の解明が求められる。現業職の管理はズサンダ。

2006年09月16日(土) 00時40分   
http://mbs.jp/news/kansai_NS223200609151803560.shtml
   

■芦原病院問題 市長の債権放棄案は否決へ

 大阪市の旧芦原病院に対する債権放棄案について、議会は否決する方針を固めつつあります。市長が提出した議案が否決されれば、大阪市政始まって以来の出来事です。

 大阪市は今年5月、議会に対して芦原病院への138億円にものぼる債権放棄を盛り込んだ再生計画案への同意を求めていましが、補助金の不正流用が発覚したことから、これまで議会は結論を棚上げしてきました。

 ところが、その後も個人口座を経由した病院に対するう回融資など新たな不正が判明したため、議会の各会派は債権放棄案を否決する方針を固めつつあります。

「本来ならば全額返してもらわないといけないのに、それをいらないというのは、我々政治家としては絶対に採決することはできない」(自民・大西宏幸市議)

「大事な税金がつぎ込まれたものをですね、放棄すると。こういう態度は私たちはやっぱりとれない」(共産・北山良三市議)

 否決されれば、病院側は破産処理に移ることになりますが、市長が提出した議案が否決されれば大阪市政始まって以来です。

(MBS  09/15 19:35)





■闇の正体「宝塚市職員、勤務『中抜け』の実態」 2006/09/07 MBS放送
http://mbs.jp/voice/special/200609/07_4705.shtml
   
シリーズ闇の正体。

今回は、兵庫県宝塚市の「現業職場」で堂々と行なわれている勤務の「中抜け」の実態を明らかにする。

ゴミ収集業務を行う職員らが、1日8時間勤務であるにも関わらず、日中3時間から4時間にわたって職場を抜け出し、自宅に帰るなどの不正が横行、市会議員が厳しく追及している。

カメラがとらえた、職員らの大量「中抜け」の実態だ。

<京都市・桝本頼兼市長>
「過去最も厳しい処分といたしました」
<傍聴者>
「甘い!全然ダメ」

窃盗や少女買春、挙句は覚せい剤事件まで、この4月から10人もの逮捕者を出した京都市。

中でも、環境局では覚せい剤使用などで7人が逮捕され、モラルの低下は際立っている。

<京都市・国枝克一郎市議>
「ドーピング検査みたいなことはできないのか?」

相次ぐ不祥事をきっかけに噴き出したのが、環境局現業職員の厚遇問題。

1人あたりの平均年収は670万円前後と見られるが、その仕事ぶりは、かねてから疑問視されていた。

<京都市・富喜久夫市議>
「(1日)8時間勤務の間に、実際はよくやって4時間ぐらいだったんだろうなと。この際、給与体系見直すべきだ」

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現業職員の厚遇批判は、京都市に限ったことではない。

兵庫県宝塚市のゴミ処理施設「クリーンセンター」。

現業職員67人の人件費は、1人あたり年間653万円。

同じ職種の国家公務員を100とした指数は、119.7。

つまり、2割も高い給与水準だ。

職員の厚遇問題を調査している多田市議は、勤務実態は極めてずさんだと言う。

<宝塚市・多田浩一郎市議>
「業務課の職員が、『中抜け』をしている。車で『中抜け』をしてどこかへ行ってしまう」

勤務中に長時間にわたり職場を抜け出す行為が、横行しているというのだ。

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これは、多田市議の事務所が、クリーンセンターへ出入りする職員を撮影したビデオ。

17時間にわたるその映像には…。

8月21日。

朝8時から始まったゴミ収集。

しかし、午前10時半すぎ、職員が早くもマイカーで職場を抜け出し始めた。

勤務時間は、午前8時~午後4時15分。

午前11時から45分の休憩時間以外は、無許可で外出できないはずなのだが…。

【職員Aの場合】

さらにその5分後の午前10時40分、また職員が職場を抜け出した。

戻ってきたのは、午後2時53分。

実に、4時間以上も中抜けしていた。

もちろん、この間も給与は支払われている。

【職員Bの場合】

午前11時ちょうどに抜け出したこの職員は…

午後2時51分に戻ってきた。

3時間51分もの「中抜け」。

【職員Cの場合】

そして、昼休みが終わってから中抜けする職員もいる。

昼休みは11時45分まで、車が出たのは午前11時58分。

ちなみに、戻ってきたのは2時間半後の2時24分だった。

実は、毎日午後3時に職場で点呼が行われるため、職員らはそれに合わせて戻ってくるようだ。

これでは、点呼の意味がない。

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そして次の日も。

午前10時半前には、また職員が抜け出し始めた。

【職員Dの場合】

午前10時24分にクリーンセンターを出たこの職員。

帰ってきたのは、なんと4時間半後の午後2時53分。

【職員Eの場合】

午前10時39分に職場を抜け出したこの職員は…

午後3時9分、助手席に若い女性を乗せて帰ってきた。

結局、調査した4日間で、実にのべ62人もの職員が、服務規定に違反する「中抜け」を行っていた。

<宝塚市・多田浩一郎市議>
「2時間3時間、長い人で5時間抜けてる例もありましたから、完全な服務事項違反です。懲戒処分の対象、地方公務員法違反ですね」

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では、職員は「中抜け」してどこへ行っているのか。

取材班は1台の車を追跡し、行き先を調べることにした。

【職員Fの場合】

午前11時1分にクリーンセンターを出た職員。

車は、住宅街に入っていく。

どうやら自宅のようだ。

この職員が職場に戻ったのは、3時間後。

繰り返すが、この間も勤務とみなされ、給与は支払われている。

<宝塚市・多田浩一郎市議>
「実働は、長くても5時間です。短ければ2時間です。そもそもそんなに仕事がないのに、そこに正規の職員を配置するということそのものが、もったいない話やなと思います」

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職員の中抜けの実態を、市当局はどう考えているのか。

担当課長への市政調査に同行することにした。

しかし…

<担当課長>
「ちょっと止めて下さい。市政調査で、議員さんを映されるのはいいですが、我々映されるのは肖像権がありますから。今のお話そのものが、オープンにできる話と違う面がありますからね」
<記者>
「具体的には何?」
<担当課長>
「別にそれは言う必要ないんちゃいますの。中身まで言う必要ないと思いますよ」

担当課は同行取材を拒否したものの、市議の市政調査に対して、ゴミ収集を担当する職員67人中30人が中抜けしていたことを認めた。

ところが…

<宝塚市・多田浩一郎市議>
「当該職員に聞いてみたけども、結果的には時間は認めなかったと。出入りは認めたけども、本当に俺がこの時間出たかどうかというと、覚えてないし知らないと」

1人を除く全員が、「何時間中抜けしたか覚えていない」と答えたという。

さらに、女性を連れて戻ってきた職員などは、「運転したのは自分だが、同乗者はだれか知らない」と話しているというのだ。

このような説明は、到底納得のいくものではない。

そこで私たちは、中抜けして自宅に帰っていたある職員に直接話を聞くことにした。

<記者>
「勤務時間中にご自宅に帰っておられたんですけど、具体的には何をなさってたのか教えてください」
<職員>
「ちょっとノーコメント」

<記者>
「本当に時間を覚えていないんですね?」
<職員>
「それは、はい。ただ、(休憩時間を)過ぎてたというのは過ぎてたと思う。服務規定に外れてると言われれば、それまでなんですけど。認識が甘かったとしか。すごい反省してる。モラルの問題やと思いますよ、自分自身の。2度とないようにしたい」

意外にも、あっさりと長時間の中抜けを認め、反省の弁を繰り返した。

担当課は一体、どんな聞き取り調査をしていたのか。

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そして9月7日の宝塚市議会本会議。

職員の中抜け問題を質問した多田市議だったが…

<宝塚市・阪上善秀市長>
「(中抜けの)正確な時間については、本人の記憶があいまいであるため確認できませんでした」

<宝塚市・多田浩一郎市議>
「(担当課長に)時間が記載がされたビデオテープと、カラー写真を渡しているんですよ」

<環境部長>
「引き続き時間の確認に努めて、適正に対処してまいりたいと考えています」

公然と行われている大量の中抜けが、なぜこれまで放置されてきたのか。

宝塚市の職員管理のあり方が、問われている。

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