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麻生氏の本音 解同は差別発言問題にしたか?

「差別発言は本当」野中広務(元・自民党幹事長)が告白
2005-07-11 11:44

 先日、多民族共生人権教育センターの総会が開かれ、その記念講演で野中広務さんに来て頂きました。
 野中さんは「まさか、私が大阪人権センターに呼んで頂けるとは」と言っておられました。
 その懇親会の席で、私は『野中広務 差別と権力』(魚住昭著)に書かれている 麻生太郎の差別発言について「あれは本当なんですか」と直接聞きました。
実は部落解放同盟の中央大会でも、このことについて意見が出され、
「解放同盟としては現在、事実確認ができていない」と答えていたからです。
 野中さんは「差別発言は本当です。次の選挙では、私は麻生の地元に入る。
解放同盟も行動を起こすべきだ」と言われました。
 彼は、自身と部落解放同盟には考え方の違いはあるとした上で、部落差別が未だ根深いという 認識は一致できるとして「差別をなくしていくためにも部落解放運動の中で、 もっとエセ同和の問題に取り組んで欲しい。できたら自分の問題(麻生発言)も取り組んで欲しい」と言われました。<以下略>

※『大阪市人権協会news』NO.22 2005年6月15日 
第4回総会にご参加いただいた来賓の皆様のメッセージ(要旨) 部落解放同盟大阪府連合会書記長 北口末広

池田から大阪・全国を網羅する部落解放運動ニュース

http://bomsen.exblog.jp/i3

大阪市人権協会news
http://www.ochra.or.jp/hp/hp22/09.html
魚住 昭 著

「野中広務 差別と権力」(魚住昭著・講談社 1,890円税込)


 政治家・野中広務。引退したとはいえ、あの皺の深い顔はまだ記憶に新しい。東京佐川急便事件以降、政治改革の荒波のなかで常に自民党政治の表舞台に登場していたからであろうか。とは言っても、よく考えてみると私たちは野中の何を知っているのだろう。彼が折りに触れて部落出身であることを公表してきた事実はあまり知られていないし、政治家・野中以前の物語については言わずもがなである。
 部落出身を自認するということは、それが能動的なものであったにせよ受動的なものであったにせよ、それ以後、部落ナシの人生はないということだ。野中も厳しい差別と無縁ではなかったし、またハト派の権化たる、その政治信条にも色濃く影響を与えている。同和行政にも是々非々の姿勢で臨んだ。残念であったのは、政界の強固な差別体質のなかにあっては、野中自身が意識的・無意識的にせよ、その出自を政治利用するしかなかったことだ。差別の恐ろしさが体にしみついている、その皮膚感覚がある意味の諦めとなり、部落差別をなくしていくという大局から目をそらす結果となった。
 野中にも総理待望の声があがったことがある。詳しい経緯については本を読んでほしいが、そこでも自民党の差別体質が表出する。野中自身も、家族のことを考えればこそ、総裁選の折に出てくるであろう数々のものに耐え切れなかったのかもしれない。政治に「たら・れば」は禁物であるが、野中が総理なら人権擁護法案はどうなっていたのだろう。「人権擁護法案は参議院で真剣に議論すれば一日で議決できます」-自民党総務会での野中最後の発言だが、現実にはその言葉は水泡に帰してしまった。
 著者の魚住昭も「取材をあきらめようかと思った」と述べているが、部落出身の政治家の半生を通して部落差別に切り込んだ本書。野中の顔を改めてじっくりと見たくなった。
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