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一部が暴力団関係者などに流れた可能性

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小西容疑者、財団取得装いビル購入の疑い
2006年05月28日

 財団法人「飛鳥会」(大阪市東淀川区)をめぐる業務上横領事件で、小西邦彦容疑者(72)=同容疑で再逮捕=が5億円近い購入資金を個人で負担して大阪市内のビルを取得した際、同会が融資を受けて取得したように装っていた疑いが強いことが大阪府警の調べでわかった。ビルを取得後、同会が金融機関からほぼ同額を借り入れて直後に完済していたが、融資を示す根抵当権の登記は逮捕直前まで抹消されていなかった。

 府警は、小西容疑者が飛鳥会名義で不必要な融資を受けることで、個人負担した多額の資金の出どころを国税当局などに調べられることを避けようとしたとみている。

 このビルは、大阪市北区堂島浜1丁目の約250平方メートルの敷地に建つ5階建ての商業ビル。1~4階にはスナックなどの飲食店がテナントとして入居し、最上階には小西容疑者の自宅がある。

 登記簿などによると、95年8月に飛鳥会が土地、建物とも購入していた。このビルを担保に、旧三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)が同年10月に5億円の融資枠を設定していた。

 調べでは、購入代金は約4億7千万円に上り、小西容疑者個人が資金を調達し、全額負担していた。旧三和は根抵当権を設定したとする時期から約2年半後に法務局に登記し、ほぼ同じころ、4億数千万円を飛鳥会に融資したものの、直後に全額の返済を受けていたという。

 金融機関は、融資が完済されれば、債務者が新たな融資を受けたり物件を処分したりしやすいように、通常は根抵当権を抹消する。しかし、旧三和は、同容疑者側から今年3月に根抵当権を抹消するよう依頼があるまで抹消せずに残していた。

 飛鳥会の定款では、会の収益事業用財産を担保提供する際は理事会の3分の2以上の同意を得て、府知事の承認を得なければならないと定められているが、必要な手続きが取られていなかった。

 小西容疑者は府警の調べに対し、飛鳥会が業務委託を受けていた西中島駐車場の収益から着服した金について「ビルなど飛鳥会の財産を買った金は自分が出した。会へ貸し付けたのだから、会の金を使うのは返済を受けているようなものだ」などと供述しているという。


【2006年5月28日】
飛鳥会横領で小西容疑者、1億円引き出し

自分名義口座から04年度、使途解明進める

 財団法人「飛鳥会」(大阪市東淀川区)の駐車場管理をめぐる横領事件で、再逮捕された同会理事長、小西邦彦容疑者(72)が、着服金を振り込んでいた自分名義の銀行口座から、2004年度に約1億円を引き出していたことが27日、大阪府警捜査二課の調べで分かった。これまで宝飾品や高級棺おけの購入など、個人的な使途しか判明しておらず、同課は一部が暴力団関係者などに流れた可能性がないか慎重に調べている。

 調べによると、小西容疑者は三菱東京UFJ銀行を中心に、自分や家族などの名義で20数口座を開設していた。駐車場収入の横領金をプールしていた口座は、この中で最も資金の出入りが激しく、小西容疑者が管理する主要口座とみられる。

 入金記録からは同会の口座からの移し替えのほかに、証券会社からの振り込みが頻繁にあることが判明。小西容疑者は複数の銘柄の株式を所有しており、その運用益などとみられる。

 家族名義の口座との間でしばしば資金のやりとりを行っていた記録もあったという。資金移動は三菱東京UFJ銀行淡路支店行員(42)=業務上横領のほう助容疑で逮捕、処分保留のまま釈放=が、小西容疑者の指示で行っていたという。


4000万円着服容疑で再逮捕、小西容疑者認める供述

(5月27日)



 財団法人「飛鳥会」(大阪市東淀川区)の駐車場運営をめぐる横領事件で、同会理事長、小西邦彦被告(72)=業務上横領罪で起訴=が、2004年度に計4000万円を同会の銀行口座から自分名義の口座に振り替えて着服していた疑いが強まり、府警捜査2課は27日、小西被告を業務上横領容疑で再逮捕した。

 調べに対し小西容疑者は「その通り間違いありません。弁解することは何もありません」と容疑を認めているという。

 調べによると、小西容疑者は04年10月から05年2月にかけて、7回にわたり「西中島駐車場」(淀川区)の料金収入を管理する同会の銀行口座から計4000万円を自分の口座に振り替えて着服した疑い。振替事務は三菱東京UFJ銀行淡路支店次長兼法人課長(42)=業務上横領のほう助容疑で逮捕、処分保留で釈放=に指示していたという。

 小西容疑者は口座の残高が減ってくると行員に振り替えさせ、自分でもこまめに出入金の記録をチェックしていたという。振替金額は大半が1回500万円で、1000万円も1度あった。



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