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他の委員の顔ぶれが問題だ

知事定例記者会見(2006-04-10) ~抜粋
平成18年4月10日(月)午前10時~ 県政記者室(県庁3階)

6 鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例の今後の見直しについて

○日本海テレビ 前田俊博 記者
 知事、すみません、話ちょっと変えます。人権条例なんですけれども、大きな区切りの後で、少したったぐらいなんではあるんですけども、現在のお考えと見通しみたいな。

●知事
 これは基本的に変わってません。変わってませんというのは、現状が変わってません。凍結をして抜本的な見直しをするという基本方針のもとで、その見直しのための委員会をつくる、その今、準備段階です。
 委員の中には、必ず法曹の方に入ってもらわなきゃいけませんので、それについて鳥取県弁護士会に正式に委員を派遣していただくように要請をしています。それは好意的に受けとめていただいております。ただ、弁護士会も機関決定をする必要がありますので、今月の19日だったでしょうか、弁護士会の集まりがあるそうで、そこで態度を決めるということになってますので、それを今待っている段階です。その法曹の去就というものが正式に決まった段階で、他の委員の皆さんにも話をして、できるだけ早く検討委員会を立ち上げたいという状況です。

○日本海テレビ 前田俊博 記者
 協力は得られたということで。

●知事
 いや、ですから正式に機関決定をされるのが19日。

○日本海テレビ 前田俊博 記者
 機関決定まで待ちますという。

●知事
 そうです、そうです。

○日本海テレビ 前田俊博 記者
 感触としては。

●知事
 感触としては非常に好意的に受け取っていただいていると思ってます。

○山陰中央新報 弥重節子 記者
 弁護士会からは何人を想定してらっしゃるんですか。

●知事
 2人ですね。
 先日も松本[鳥取県弁護士会]前会長とお会いしたことをお話ししましたけれども、先週末に新しい河本新会長、それからほか副会長の皆さん方ともお話をしまして、もちろんそのときはまだ機関決定、まだしてませんのでね、確たる返事はありませんけれども、ポジティブに受けとめていただいてるという感触は得てます。

○日本海テレビ 前田俊博 記者
 一歩進んだということになって、知事御自身の中で見通しというのはいつごろというのはいつも出る質問であるんですけども、あえて。

●知事
 見直しが終了するということ。

○日本海テレビ 前田俊博 記者
 はい。

●知事
 これはわかりません。これは[検討]委員会が立ち上がって、そこでこれからどういう点検作業をしていくかということも委員会で議論をしながら、委員会の委員の皆さんの意見も聞きながら進めていきますので、ですから、まだ緒についたばかりでもあります、緒につく前ですから、まだわかりません。

○日本海テレビ 前田俊博 記者
 委員会を中心に見直ししていきたいと。

●知事
 そうです。委員会の場で見直しをしていくと。

○山陰中央新報 弥重節子 記者
 国の人権擁護法案も今回は提案は見送られましたけども、また、抜本的に見直したいというふうに法務大臣が言ってますけども、そうすると、鳥取県が国へ先駆けて検討し直すということで、非常に重要な重い役割になるんじゃないかなっていう感じを受けますが。

●知事
 ですけど、これは今回の人権条例の一連の経緯を経ての教訓といいますか、その一つは、国と同じようなことを地方版でやろうとしたところに一つの問題点があったわけですよね。ということは、今後の見直しというのは国との関係が全くないわけじゃもちろんありませんけれども、鳥取県は鳥取県独自にローカル立法というものを必要とする根拠、事由というものはどこら辺にあるのかということから押さえていきましょうと。全国の動きは動きとして、それは関心は持ちますけれどもね、それにとらわれないでやっていくというのが一つの教訓ではないかと思っています。

○NHK 寺井数美 記者 
 委員さんの人数というのは、まだやっぱり決まってはないんでしょうか。全体の。まだ決まってないですか。

●知事
 いずれ10数人だと思いますね。

○記者(複数人)
 13人じゃない。

○産経新聞 服部幸一 記者(幹事社)
 各社よろしいでしょうか。
 じゃ、どうもありがとうございました。

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