人選が明確でない
知事定例記者会見(2006-04-17) ~抜粋
平成18年4月17日(月)午前10時~
県政記者室(県庁3階)
8 鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例の見直しの検討委員会について
○NHK 稲垣潤 記者
人権条例の関係なんですけど、今週ですか、弁護士会の方が、県が要請していた例の派遣ですか、あれを決めるということですけども、検討委員会という言い方でよかったでしょうか、検討委員会、どこまで調査する能力があるのかというのはちょっと疑問なんですけども、その辺についてはどうなんですか。
●知事
それはどういう意味ですか。無能な人を選ぶに違いないと思ってるんですか。
○NHK 稲垣潤 記者
いや、能力の問題じゃなくて権力というか、持っている力の問題というか、どこまで人権問題というすごい極めてナイーブな問題にずけずけっと踏み込んでいけるのか、どこまでちゃんと調べられるのかっていう。
●知事
それはできる範囲内としかお答えしようがないですよね。検討委員会が例えば県内、今おっしゃったのは県内の人権侵害の有無だとか、どんな実態があるのかを把握をするという、その作業の中での結局想定でしょ。それはですからやれる範囲内でしかできないですよね。強制力も何にもありませんし、強制調査権もありませんしね。ですから任意の協力がどこまで得られるかっていうことですよね。
○NHK 稲垣潤 記者
そこで、知事がよくおっしゃる立法事実というか、みたいなものが見出せなかった場合っていうのは、こともあり得るわけですか。
●知事
いや、やってみないとわかんないですよね、それはね、どこまでできるかは。でもそれをとにかくやってみましょうということですが。それをまずは見守っていただければと思いますけどね。
私が言ったのは、あれは議会が終わった24日の日に、これから検討委員会で検討してもらいますという話をしたときに、もしその結果、[毎日新聞]松本[杏記者]さんだったですかね、その結果、人権侵害の事実が全く無かったら条例は要らないんですかって、それは要りませんねっていう話をしたでしょ。
○毎日新聞 松本杏 記者
無ければどうですか・・・・・・。
●知事
無ければ要らないという、これは当たり前の、論理的にそうなりますよね、[人権侵害の事実が]無かったら要らないと。だから今、とても無いとは思いませんけどね、ただ、どこまで把握できるかっていう、その作業をこれからしましょうっていうことですよね。
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