« 意に反する強要を断罪 | トップページ | 今後の検討こそ課題 »

「差別発言」との認定を充分検証せず

 中日新聞 3月21日(火曜日)朝刊 18ページ   三重版
 二審も県に賠償命令
 高校教諭の差別発言をめぐる訴訟「公務の範囲逸脱」名高裁判決

  差別発言を理由に同僚の教諭らに脅迫や強要などを受けたなどとして、県立松阪商業
 高校の元教諭弓矢伸一さん(47)=現長島高教諭=が県や同僚の教諭らに約一千百万円 の慰謝料を求めた訴訟の控訴審判決が二十日、名古屋高裁であった。熊田士朗裁判長(満 田明彦裁判長代読)は県に二百二十万円の支払いを命じた一審・津地裁判決を変更し、 県に対し約三百三十万円の支払いを命じた。
  判決によると弓矢さんは、一九九九年同和問題をめぐる差別発言をしたとして同校の 教諭らに追及を受け、反省文の提出や確認会、糾弾学習会などへの出席を求められた。  熊田裁判長は判決理由で、確認会などへの公務員の出席が「正当な公務の範囲を逸脱 する」として、当時の校長や県教委の職員、同僚の教諭らが弓矢さんに対し事前の準備 や出席を指示した行為が違法と判断。同僚が確認会での経緯などを踏まえて反省文を書 き直すよう求めた点などについても「意に反して応じざるを得なかった」と述べた。
  野呂昭彦知事は、「今後の対応については、判決文を十分精査し、検討いたしたい」 とコメントしている。

 

 伊勢新聞 3月21日(火曜日)朝刊 17ページ   社会面 
  県の慰謝料を増額
  教師差別発言控訴審議「会合出席は公務範囲外」名古屋高裁判決

 
  同和地区への差別発言をめぐり、当時の校長らから同和団体主催の会合への出席を指 示されたなどとして、三重県立高校の男性教諭(47)が県などに、約一千百万円の慰謝 料を求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁の熊田士朗裁判長(満田明彦裁判長代読) は二十日、県に約二百二十万円の支払いを命じた一審判決を変更、約三百三十万円の支 払いを命じた。
  熊田裁判長は判決理由で、教諭に職務命令で同和団体主催の会合へ出席させたことに ついて「正当な公務の範囲外のことをさせた」と認め、精神的苦痛の慰謝料を増額した。
  判決によると、教諭は一九九九年四月、同和地区をめぐり、差別発言をしたとして、 勤務先の教諭から非難されるなどした。
 判決文精査し検討
   野呂昭彦知事の話  今後の対応については、判決文を十分精査し、検討いたしたい。




 産経新聞 3月21日(火曜日)朝刊 26ページ   三重版
 高校教諭差別発言訴訟 
  県の慰謝料を増額 名古屋高裁

  県立高校教諭が地域で差別発言をしたことで「糾弾学習会」への出席や反省文の作成 を同僚などから強制され精神的苦痛を受けたとして、県などを相手取り慰謝料の支払い を求めた名古屋高裁の控訴審判決が二十日あり、熊田士朗裁判長(満田明彦裁判長代読) は、教諭の発言の差別性を認める一方で、「学習会への出席は任意で、県教委の担当者 は出席を強要した」などとして、県に対し三百三十万円の支払いを命じた。
    津地裁の一審判決は二百二十万円の支払いを命じていたが、名古屋高裁で精神的苦痛  などを増額する変更判断をした。
  これを受け野呂昭彦知事は、「判決文を十分精査し、今後の対応を、検討したい」と コメントした。


 朝日新聞 3月21日(火曜日)朝刊 29ページ   NEXCO中日本版  三重県に330万円慰謝料を命じる
  強要受けた教諭に、高裁

  町内会の区割り変更をめぐる「差別発言」を理由に三重県教育委員会などから強要を
 受けたとして、県立高校の教諭(47)が同県などに、慰謝料計約1100万円の支払い を求めた訴訟の控訴審判決が20日、名古屋高裁であった。熊田士朗裁判長(満田明彦 裁判長代読)は、県に220万円の支払いを命じた一審・津地裁判決を変更し、330 万円の支払いを命じた。

|

« 意に反する強要を断罪 | トップページ | 今後の検討こそ課題 »

つれずれ」カテゴリの記事